いつかはいきたい新勝寺!とずっと思っていたのですが、ある機会に恵まれて、こんなにも早く訪れることができました!これもご加護!?
駅から結構歩いて到着。
入口の門です。すでにわくわく。だってお不動様の総本山ですよ!(違ってたらスミマセン)
入口からして、すでにただならぬ雰囲気。
めっちゃ広そう。
最初の階段を登ると、左右に亀の園!
とてつもない数の亀さんがいました。
どうやってこの岩にのぼるのかな〜?ってずーっと見ていたのですが、子ガメがチャレンジするも上陸失敗
もう一度トライするも体ごと裏返しになってポチャン🐢
3回目もこりずにチャレンジしていたので、さすがに応援しました
私にはお手伝いできないので、空海さんにお頼み申し上げると、見事上陸成功
いやー、仕事がすごすぎます、空海さま。
もうひとつ階段を登った先にある門構え。
浅草寺でみたようなおおきい提灯がぶら下がっています。
よくわからないですが、もはや歴史しか感じませんね!
狛犬様たち。こちらもパワーあふれる感じです。
手水舎はこのような作りでした。
寺院本体と参拝客のキャパからいうとかなりコンパクト。地方の名勝神社くらいの規模です。他の場所にもあるんですかね??
結構な石段で”修行”して登り切ると本堂が見えます。
とても開けていて、明るい気が満ちています
浅草寺みたいな煙がでるやつ?
文様が美しい
右手にある聖徳太子堂。
なんでこんなところに!?って言う疑問はさておき、仏教界隈ではとても大切にされているのだと実感。
三重の塔(さんじゅうのとう)
HPより説明をお借りします。
『1712(正徳2)年に建立された重要文化財です。総高は25mで、塔内には大日如来を中心に五智如来が奉安され、周囲には「十六羅漢」の彫刻がめぐらされています。雲水紋の彫刻がほどこされた各層の垂木は一枚板で作られた珍しいもので、一枚垂木と呼ばれています。』
間近でみると荘厳でとても大きい建物でした。
先ほどと同じく、下から見るととても美しい!これだけでご飯三杯いけそうな気がする
護摩祈祷を狙っていたのですが、少し時間があったので、ざっくり境内を散策したあと出世稲荷へ。
上がるとすぐに売店。見ているとお店の方に勧められました。好物の油揚げ、ろうそく、お人形のきつねさんたち。買うと火打ち石を売ってくれます。
あとから調べたら、ろうそくは持って帰ることができるんですね!どうりで1本もなかったわけだ・・・
御本尊はだきに天様。
今までのお稲荷様のお堂とは違う雰囲気
紫がやけに目に入ってきます。
本堂前まできました。コンパクトなのになんか全て揃ってる!みたいな感じで、神仏習合感もたまりません!ぐるっと裏もまわり堪能しました
いい時間になってきたので、新勝寺に戻りました。護摩木どこで売ってるのかな〜って探してみると、本堂向かって左側にありました。
おぉ、お不動様がこんなところに
ふーん、なるほどね。さすがに数が多いでしょうから、そうなるんですね。名前とお願いを書き終わり、本堂に上がろうとすると大量の高校生の皆様が!
地元の高校生たちが、学年単位で来てたのかな?堂内けっこうな人数で埋まってました。すぐに来れるところにこんな素晴らしいお寺があるので、羨ましいと思っちゃいました。
護摩炊きはかなり前のほうで見ることができました。思っていた通り、迫力もありきっと頭をさげていた間、お不動様が頭をなでなでしてくれたはずです
また私物をお護摩の炎にあててくれる「御火加持」では、財布をお願いしました。穢がなくなりたくさん入ってきますように!とお願いしました。
初めてだったこともあり、あっという間に終わったように感じました。もっと居たい!と思わせる懐の深いお不動様のように思います。
まだ見ていない本堂奥にすすむと、さらに坂道や階段で上に上がっていきます。
光明堂がみえてきました。大日如来、愛染明王、不動明王が奉安されています。ここも上がってご挨拶することができます。
この裏手には奥の院があります。
これを書いている日は祇園会の日の前日ですので、今度はぜひこの期間にお参りしたいなーって思いました
一番山の上にそびえる平和の大塔。説明をHPよりお借りします。『1984(昭和59)年に建立された平和の大塔は、真言密教の教えを象徴する塔です。総高は58mで、1階は大塔入口、成田山の歴史展、写経道場各種受付があります。2階の明王殿には、大塔の御本尊不動明王、四大明王、昭和大曼荼羅、真言祖師行状図が奉安され、3・4階の経・法蔵殿には、ご信徒による掛仏、5階の金剛殿には五智如来が奉安されています。』
ここは歴史など大変勉強になったとともに、いろいろなことを考えさせていただきました。ちょうど私の前後には参拝者はほとんどいなく、総高6mもの不動明王像をしっかり拝むことができました普段は2階までしか入ることはできないそうですが、年に何回かはさらに上階にあがることができるときがあるようです。
気合を入れて行った甲斐がある、とても隅々まで空海さんの気が行き届いているというすばらしいお寺でした