白山比咩神社から車で5分、金劔宮は白山七社のひとつです。
日本三大金運神社として紹介されており、全国から参拝者が訪れます。
【主祭神】
天津彦火瓊瓊杵尊
鶴来駅から歩いて来られる場合は、道路をくぐる形で地下道を通れば境内にアクセスできます。
社務所から拝殿へと続く回廊も見ごたえがあります。
(ご祈祷を受けるときに拝観させていただきました。)
白山ひめ神社は遠くに白山を遥拝するような形で建てられています。
一方、金劔宮はすぐ後ろにお山を背負うようにして建てられています。
拝殿で祈っていると、神様をすぐ近くに感じることができます。
2012年(笑)
さて、金劔宮は境内摂社がたくさんあります。
境内の奥に山があります。かつては、修験の行場だったと言われているそうです。
乙剣社が重要スポットのひとつなので、お忘れなく。
(…写真撮り忘れです。)
境内の木立の中に、枝先が龍に見えるものがあります。
こちらですが、朽ちていって、今はもうかなり分かりづらくなっています。
社務所に写真が飾られているので、お守りを買う時などに見せていただくと良いですね。
白山七社とは、
本宮四社
白山本宮
三宮(水戸明神)
岩本宮 (能美市岩本町ホ27)
写真なし
中宮三社
別宮 (白山市別宮町ロ84-1)
佐羅宮 (白山市佐良ヤ11)
笥笠(けがさ)中宮 (白山市中宮ヘ1)
笥笠(けがさ)中宮神社は、昔は白山中宮と言われ、加賀馬場(白山信仰の加賀における拠点)では本宮、すなわち白山比咩神社に次ぐ重要な神社でした。
本宮を凌ぐ勢いの時期もあったといいます。
白山信仰の盛んな昔、加賀から白山へ登った人たちは本宮→中宮を参拝し、加宝社にお参りしてから白山山頂へ向かったそうです。
この橋を渡ると、昔は女人禁制。橋の向こうはあの世だと信じられてきました。
こちらは加寶(かほう)宮です。私はここが大好きで、時間がゆるせば参拝しています。
拝殿の裏側へ周ると…
大きな盤座があります。この向こうは谷。
この下には、修行をした岩窟があったのだそうです。
こちらは昔、道場だったそうです。
張りだしている部分には、仏壇が置いてあったのだとか。
めおと岩 (石川県白山市河内町江津)
七社をめぐると半日はかかります。
まずは白山ひめ神社と金劔宮はぜひ合わせてお参りくださいね。
【 金劔宮(石川県 】
石川県白山市鶴来日詰町118−5