こんにちは
もりこです
2019年5月に出雲大社へ行ったのをきっかけに神社巡りを始めて、その記録や神社のこと・神さまのことなどを綴っています
本日は神さまシリーズです。
(本や神社で伺った話、自分で感じたことなど、えー個人的な見解になります)
貴船神社と関わりの深いタマヨリビメさんでございます。
※神さまって呼び方が違ったり、漢字が違ったりするので神さまのブログの時はカタカナで統一して書いています。
海の神さまであるオオワタツミの娘でトヨタマヒメの妹さん。
父と同じ海の神や水の神さまといわれることが多く、水に縁がある神社に祀られていることが多いよ。
『タマ』=神霊
『ヨリ』=依る…憑依する
神霊が依り憑く女性という意味。
巫女全般のことを指すこともあり、イワナガヒメなどという固有名詞ではなく神聖な巫女や女性の呼び名ともされています。
子育ての神さま
妹のトヨタマヒメの旦那さんは、コノハナサクヤビメちゃんとニニギくんの息子の1人、ヤマサチヒコ(ホオリ)。
トヨタマヒメは海の国の女神さまで、出産の時は本来の姿に戻るため、決して姿を見ないでと言って産屋にこもったのに、気になるヤマサチヒコはこっそり覗いちゃうんだ
(イザナギといい、このパターン多いのよ 笑)
(見ないでと言われた物を見てもよいことが1つもないのは現代と一緒だね)
本来の姿のヤヒロワニ(ワニやサメなど諸説あり)であることをヤマサチヒコに知られてしまったトヨタマヒメは恥ずかしいといって、
赤ちゃんのウガヤフキアエズを残して海に帰ってしまうんだ…
その、ウガヤフキアエズを立派に育て、成人した彼と後に結婚。4人の子どもを産んだのがタマヨリビメ
(サラッと甥っこと結婚していますが)
その4人の子どもの末っ子ワカミケヌ…カムヤマトイワレビコ、初代天皇である神武天皇だよ
(というのが一般的だけど諸説あり)
ということで神武天皇を産んだことから、母性のシンボルである聖母とされているよ
女性の味方
玉のようにとても美しいと言われるタマヨリビメ
女性の美しさを守護してくれる美の神さまとしても信仰されています。
また、タマヨリビメは『魂(玉)を依り合わせる』という意味もあることから、良縁を結ぶと言われています。男女だけでなく家族や友人、仕事など良い縁を結んでくれる神さまとしても女性の味方でいてくれます
まとめると
海の神・オオワタツミを父に持つことから、海や水の浄化のエネルギーを持つ女神さま。
そして、妹の子どもを立派に育て上げた後、自分の子どもも4人育て上げ、そのうち1人は神武天皇という子育ての女神さま。
女性を守護する神として、いつも優しく見守ってくれていて縁結びの神さまとしても信仰されているよ
【神社】
加茂御祖神社(京都府)・玉前神社(千葉県)・神明神社内石神社(三重県)・高千穂神社(宮崎県)・吉野水分神社(奈良県)
【御神徳】
子宝・安産守護・子育て・縁結び・海上安全・方位除け・開運招福
女性の願いを1つだけ叶えてくれる石神さんだよ~
日々、子育てをしているママさんは本当にスゴイと思っております。
わたしが想像する以上に日々色々なことがあると思います。
穏やかにいたいと思ってもそうもいかないことも多々あるかと…
そんな時はぜひタマヨリビメさんに繋がってほしい
海の様に広く穏やかな気持ちで育児ができる子育ての女神さまを頼りましょう!
優しく力強い母のエネルギーでいつでも護ってくれています。
わたしも姪っこたちが笑って過ごせるよう、日々タマヨリビメさんにサポートをお願いしています。
あと、自分の美しさもね笑
では、また~