昼寝して、ちょっとスッキリしました。

疲れと睡眠不足かな。


昨日、知り合ってだいぶ経つけどまだ私の体(移植患者である)のことを何も知らない人と話していて、ようやく
なんとなく話せるタイミングが来たので切り出してみました。


と言っても、しょっぱなから「腎移植」というワードを言っても、経験上、
100%「はい?なんて?」って聞き返されるんですよね。
そうですよね、「じんいしょく」なんて、日常で聞かないワードだもんね。


それで、限られた短い時間で相手に伝わるよう、ぱっと浮かんだ言葉が、、、


「私、旦那さんにもらった腎臓で生きてるんです」


だった。


相手はやっぱり驚いたけど、その言葉で理解して、
「すごい!鳥肌立っちゃう!」って言って、聞いてくれました。


言った私自身も、
「もらった腎臓で生きてるんです」って言葉に、自分でも鳥肌が立ったわ。
すごい言葉だよね。
ほんと。


ほんの15分くらいの時間しか話せないので、とりあえず要点だけ話しましたが、
後から一人になった時に、
移植前の、崖っぷちに立たされてたような気持ちを思い出してました。





ドナーになる!と言う夫の覚悟は揺るがないものでしたが、
もらう私の方がずっと迷って泣いてました。



「こんなしんどさから解放されるなら移植を受けようか。

「でも健康な夫からもらってまで、やることなのか?

「そこまでやって私は生きていいのか。

「一生後悔しないか。そのせいで夫の体が弱くなったらどうしよう。

「なんで、一番大事なこの人(夫)に痛い想いをさせないかんのか。」



移植のメリットと共に、こんなことばかり考えて、1ヶ月泣き続けたある日、
夫が言ってくれた一言で、私の決意も固まりました。

つづく