さて、久々にメジャーに戻ろうかな・・・。

「ファンタスティック・フォー」


監督:ティム・ストーリー
脚本:サイモン・キンバーグ

出演:ヨアン・グリフィズ、マイケル・チクリス、ジェシカ・アルバ、クリス・エヴァンス

みんな待ってたろうなあ。
「パニッシャー」なんかより、もっとみんな待ってたろうなあ。
Jも待ってた。すんごい待ってた。

どうしてくれよう、こいつら。

その昔、岩男は日本語吹き替えで何かを壊すとき「ムッシャむらむらあああっ!」とか言ってたのがイカしたもんだった。


・・・・で・・・。

何がいけなかった?
キャスティング?

FOXじゃなきゃジェシカアルバは誰だったんだろう。橋の上で「ダークエンジェル」のパロディ、こそっとやってるし。でも彼女いなかったら観るとこ他にあったかな・・・。


クリスエヴァンス。確かにかわいいし、かっこいい。
でも、相変わらず若手男優はみんなトムクルーズの後継者みたいな雰囲気のやつらばっか。
バットマンでロビンをやったクリス・オドネルもそうだった。笑顔がトム・クルーズそっくし。

エヴァンス本人は「スカーレット・ヨハンソンの 百点満点大作戦」 とか、よくわかんない邦題映画でてるし。


ゴムの処理?もっとカッコイイ処理があった?でも原作から変わりすぎる。
何を言っても、ラストはだめだ。

続編臭わす伏線は「4」の火文字の前に終わらしとくべきだった。

ダレた。ラストなのに~・・・


橋はわざわざ作ったらしいけど、なんかはちゃめちゃなんですよ。
トラックに轢かれかかった人間を助けるために、盾にになるんだけど、その時突っ込んできたトラックを「うおおおお!」とかいって跳ね返すんだけど、相手のフロントがぐしゃぐしゃにへッ込む。
あれ、運転手は・・・。
その後、玉突きどころの騒ぎじゃなくなる。
ひっくりかえるわ、火は噴くわ・・・。
あれ、乗ってた人たちはみんな・・・。


ジョークは結構炸裂してて、
脚本は「チャーリーズエンジェル」で成らしたもんだ。


ラストちょい前。せっかく皹割れにした相手にとどめをささないで済ましちゃうとこは、「ラストサマー」のファンは多分つぶやく。
「確認しろよ・・・。じゃなきゃ頭かち割れよ・・・。」
と。


スタッフ陣のすごいことすごいこと。
全員著名なのに、やっぱティム・ストーリーがだめだったかなあ。
「The Planet of Apes」でティム・バートンが抱えるにはテーマが大きすぎたように。

にしても、これだけのスタッフがこぞってこんなものが出来ちゃった。てか、やっちゃった(TOT)

どうしよう。


撮影のクオリティーは高いからなあ。

ん~・・・。60点でどうだ!