整形外科('16.06) | 青空の下のつぶやき ~子宮頸がんのあとに~

青空の下のつぶやき ~子宮頸がんのあとに~

2014年9月 子宮頸がん(腺扁平上皮癌1b1期)で広汎子宮全摘手術(両卵巣摘出、リンパ節郭清)を受けました。


骨粗しょう症予防のために、半年ぶりに整形外科に行った。



まず前腕の骨密度を測った。

「同年齢の平均骨密度と比較して」
前回100% → 今回97%

「若年成人の平均骨密度と比較して」
前回99% → 今回95%

数値自体は、それほど問題ないということだが、半年でこの落差は大きいらしい。

骨密度は下がってしまったら、上げるのが難しく、早めに対処した方がいい、ということ。
そろそろ薬を飲み始めた方がいいかもしれない。
骨代謝マーカーの結果を見て考えましょう、ということになった。



いやあ、やはり女性ホルモンがなくなってしまった影響は大きいのね。
軽くショックだった。

多少の不具合はあるものの、健康食品や漢方以外の薬は何も飲まずに、なんとか暮らしている。
薬を飲むのかあ。
やっぱり私、病気して、大切なものとられちゃったんだなあ、と改めて気づかされて。

なんて思ったけど、すぐに贅沢な悩みだと思った。
遅かれ早かれ、女性はみなぶつかる問題だし、きつい治療があるわけでもない。

日常を取り戻していると、いろいろ忘れてしまっている。

自分のことを自分ででき、
おいしく食事ができ、
自力で排泄できる。
それだけで十分だ、と思っていたこと。

喉元過ぎれば何とやら…。
なんて欲深い生き物なんだ…。



話がそれてしまったが、骨代謝マーカーの結果。
骨吸収マーカーがやや上がり、
骨形成マーカーがやや下がった。
よくないじゃないか。

しかし、「何かしら治療を始めた方がいいんじゃないかなあ」という程度らしい。
いろいろな薬があり、先生はどうしようか悩んでいたが、とりあえず一番軽めの、ビタミンDを補う薬を飲むことになった。

なんとか落ち着いてくれるといいのだが。