このコロナ禍で誰もが大なり小なりのストレスは抱えていますよね。
先行きが見えないというのは、一番しんどいです・・・・
これは精神論になりますが、「終わりのないものはない!」と
しか今は言えないし、このことだけは正しいことです。
そう、自分にもいい聞かせて、
マスク・・マスク・・とつけ
友達と会うことも「コロナが落ち着いたらねぇ」が常套句にもなって
いるけれど、いつかの会食を楽しみに待ち
少しでも明るい情報をさがしつつ
毎日を送っています。
しかし、行動や生活や仕事に何かにつけて制限がつくことで
やはりストレスはたまっています。
めちゃくちゃひどいストレスではなくても、積み重なったストレスは
心身にダメージを与えていきます。
ダメージが来る前に少しずつケアができればいのですが
一般的にストレスケアとストレスマネジメントは一緒のように
扱われています。
ストレスケアとは、何かしらストレスを感じた時に、そのことを
忘れよう~・・・とする行為です。
何かに気持ちをもっていくと、ストレスの元になったことを忘れる
ことができます。
よくあるのは
・おいしいものを食べる・飲んで忘れる
・買い物をする
・カラオケで大きな声で歌う
・仲間と語り合う
・リラクゼーションサロンにいく
いわゆる「気晴らし」です。
これらは、情緒中心的解決法と呼ばれます。
自分の好きなことに、熱中して、イヤなことを忘れる時間を持つ。
これで気分がよくなって、また、やる気がわいてくるならOKです。
でも、一時的に、ストレスになる出来事から離れ、忘れさせてくれますが、根本的にストレスになる問題が解消されたわけではありません。
逃避・回避というケースをとることもあります。
後回し・先延ばし・見ないふり・感じないふり・・
でも、やはり、その問題と対峙しないといけない時がくるのは、頭の
どこかでわかってるんですよねぇ~
これらに対して、問題中心対処による方法があります。
問題になっていることの原因をさぐり、対処法を探します。
そして、それを実際に試みます。
あるいは、積極的認知対処という手段も効果的です。
問題に対する自分の見方や考え方を変えていくのです。
たとえば、どうしてもソリがあわない人と四六時中一緒に仕事を
しなければいけない環境にあるとき・・・
情緒中心的解決法なら
飲んで食べて、歌って、愚痴をいって氣を晴らす
問題中心解決なら
「いろいろな人がいるから」とあきらめて、関わる時間をできるだけ
減らす
そして積極的認知対処法なら
なぜ、そのような態度をとるのか相手にきいてみる
または、どのように言えばスムーズにコミュニケーションがとれるか
思考錯誤してみる
それから、自分の思考の枠を広げることができる部分はないか
検討してみる
・相手に対して偏見や決めつけをしていないか?
・自分が相手に対して過度の期待をしているのではないか?
・自分に時間的や精神的余裕がないのではないか?
・誰かと比較しているのではないか?
と、自分がコントロールできるものを変えていくという手段をとる
そして、一番のおすすめで、どのようなストレスにも対処できる
方法がストレスマネジメント
気晴らし⇒解決策の実践⇒自分の思考や思い込みを変えてみる・・・
ここまでをやってみて、まだストレスフルなら、そもそもそのようなことをストレスに感じないような自分に変わっていくということ。
人間だから、ストレスを感じて当たり前!の考え方の枠を超えて
いわゆる「大きい器の人間」に成長することを目指すのです。
ストレスを感じない時の心身の条件は
・身体のコンディソンが整っているとき
この時は、情緒も安定しているし、冷静な判断ができます。
・自分の目的やゴールがあり、それに向かっている実感がある時
この時は、目の前の出来事はささいなことに感じるので、気持ちが
とらわれることがなくなります。
・視野を広げる
多くの人と関わるとか、いろいろな考えの人の話を聞くなど積極的に
自分の枠をひろげようとしていると、目の前の出来事をより
客観的にみれるようになります。
生活の中で、すっきりしないことがあれば、どうすればこの状況を
乗り切ることができるかな・・・
心穏やかにすごすことができるかな・・・
と思いをはせてみてくださいね。
ストレスに負けない心と身体をつくる
ストレスマネジメント術
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