初日は、もう本当に行くのを躊躇っていた。

行ってからも、その景色を見る度に嫌な事ばっかり考えていた。

自分の居る位置とLUNA SEAの居る位置があんまりにも遠い気がしていたから。

俺にチケットを譲ってくれた方が隣でお母さんと一緒に観戦してたのだけど、一緒に盛り上がってるのをみて「良いな」と思ったのは本当に良かった。

ああ、楽しんでるなあ、と思えたから。

その時は本当に瞬間的な感じだったけども。
俺もそれ以上に盛り上がりすぎてそれどころじゃなかったし。

で、帰ってきて何かまた落ち込んで。

次の日は、それでもやっぱり行こう!!って言う気持ちの方が強かった。

1日行けば2日も一緒だ!チケットも手に入るだろうし!!みたいな、そんな感じ。

でも現地で探すのは恐いのでmixiを使ってみたり。

で、そこでやり取りした人にもらったのだけど、その娘がバンドやってるとか、そんな雑談してみたりして。

ちょっと面白かった。



で、その籍はアリーナ席だったんだけど、一番後ろで、銀テープも届かないような場所。

俺の横は物凄く空席になってて、隣の女性もこっちにズレてきても気にならないくらいのスペースの自由さがありました。

そうしないと前の男性がデカすぎたんでね…。

で、その横に居た女性が話しかけてきて。

明日の黒服どうしたら良いんでしょう?みたいな会話をしまして。

多分俺が暴れてるから3日行くものだと思って話しかけてきたのでしょうな。

で、話をしてたら、明日のチケットが余ってると。



…こう言う事もあるんだなあって。

本当に行くかどうか迷って、でも黒服だけは行けないだろうな、(一時はダフ屋使う事も考えたけど辞めた)みたいなちょっとふわっとした感じで、行ってみたドーム。

本心を言えば、ずっとずっと観に行きたかった。

どうしても行きたくて、でも恐くて、その気持ちのケリのつけ方とかを考えながらああだこうだウダウダ言ってて。

でも解った事があった。



そんな事どうだって良いじゃん!!



本当に自分の気持ちがどうの…とか、どうでも良い事だった。

ライブを観る事に意味なんて、本当に楽しむ事以外には無いっていうのが解った。

あんまり考えすぎると楽しくなくなる。色んな事に言えるのかも知れないけど。

バカみたいに真っ正直に楽しんじゃえば良かったんだって、今更やっと気付いた。

この結論に至るまでが長すぎた…かも。

そう言えば、10年前の今日は終幕ライブだったんだな…本当に長かった。

これからはそれで行けるかな?行けるかな?って感じです。

3日間通して得たものは…「楽しかった!!」って事、だけだったから、またきっと迷うんだろうな俺!!

そして速攻でコレをポチった↓

LUNA SEA 20th ANNIVERSARY WORLD TOUR REBOOT -to.../LUNA SEA
¥5,000
Amazon.co.jp

LUNA SEA 20th ANNIVERSARY WORLD TOUR REBOOT -to.../LUNA SEA
¥8,925
Amazon.co.jp

LUNA SEA 20th ANNIVERSARY WORLD TOUR REBOOT -to.../LUNA SEA
¥7,980
Amazon.co.jp

LUNA SEA 20th ANNIVERSARY WORLD TOUR REBOOT -to.../LUNA SEA
¥9,450
Amazon.co.jp

黒服限定GIG ~the Holy Night~(仮) [DVD]/LUNACY
¥7,980
Amazon.co.jp

黒服限定GIG ~the Holy Night~(仮)(Blu-ray Disc)/LUNACY
¥8,925
Amazon.co.jp


※追記 2011/7/16

これを今年の初めに書いて置きたかったのだけれど。

1998年の時だったか、バウハウスが再結成した時にメンバーが「過去をいかに踏襲して、弛んでない我々を見せるか」と言う旨の発言をしていた事をずっと覚えていて。
SUGIZO氏が音楽と人の終幕インタビューで未来にみんながどんな風になっても「いや絶対カッコ良く見せる」と言い切っていた事からも、どう見せるべきか?は命題だったはず。

RYUICHI氏のロックシンガーとしての復活は本人が恐らくLUNA SEAの復活と共に合わせるようにして目論んでいたのだと思うのだけれど、それをちゃんと見せるにはやはりこのタイミングで過去を振り返るべきだったんだろうな、と今更ながら思ったり。
忘れていなかった昔にはやり直す必要は無かったけど、時間が経って振り返らないといけなくなる時があるんだろうな…とその姿をみて感じたりして。

忘れてしまいそうな事を、ちゃんと忘れずにいる事をバンドが必要としたんだろうな、と。

本当にバンドって生き物だし、その中にいる人は大変だなあとつくづく思ったのでした。