親子の、1万人の第九 | 糸と暮しと音の愉しみ

糸と暮しと音の愉しみ

やってきた子猫は白血病ー
猫との初暮しに音を織り交ぜ平々凡々に綴ります

二足のわらじ

 

2013、14年は、親子で神戸クラスに通った。

 

その頃お嬢はこちらに在住 (ノルウエーベルゲン)

 

一方、若の休学を知った近所のおばあちゃんが、

「大きな声を出すのは良いこと。詩吟もやりなさい」

と、稽古をつけてくださることに。

詩吟界では有名な師匠であり、若誕生以来、

長年わが家を目にかけてくれる方だ。

 

火曜のお昼は詩を吟じ、その後のお茶タイムでは、

満州での生活や引き揚げ談(大変な苦労をされた)を拝聴する。

 

夕方からは第九のレッスン。

テノール初心者でオロオロする若に、、隣席の紳士が色々と教えてくださる。

聞けば紳士は何と92歳!(60代にしか見えない)、

しかもテニスの練習後に参加・・・スゴすぎる!

 

そういえば神戸クラスは、

イキイキされた年輩の方が多かったように思う。

 
私はと言えば、
前年の師匠Y君と再会を果たし、より仲良くなった。
いつぞやは指相撲で盛り上がりすぎ、青木先生に
「そこ、聞いてますか?」とご注意をたまわってしまった。
新たな方との出会いも加わり、レッスンの愉しみが増えた。
 
二足のわらじをはいた若、
ちいさき人にエンパワーメントされる私、
帰りの"ミュンヘン"での一杯は、いうまでもなく最高ー!
 
唐揚げもサイコー