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段ボール箱の注文を頂いたのですが、お客さんの日本の本社から料金が一部の機種で高いと言うことで、低価格品のサンプル提出する事となりました。

時間的にも追い込まれているので、この案件は何とか決めたいところでもあります。


会社を設立してから幾つかの商用案件が入ってきています。ここで感じるのは人の良心です。私の経験や知識が重要と言ってくれる方も居られますが、それにしても多くの人は単純に良心から私に仕事をだそうと努力されておられるように感じます。

よく世の中は実力次第などと言いますが、そういうものではないと感じるのです。



私には大した実力はありません。ダンボールの卸の仕事も特に私に依頼しなくても、直でメーカーに依頼されたり他の商社を通して頂いても可能な事と思いますが、人々の良心が私を助けていると言うのが現実と感じます。



学生時代は中国などに行き投資をすることを考えていました。こういった考えを持った友人は周りにはいませんでした。そのためアジアの成長に確信を持ち、その流れに乗ろうとしていた私は自分自身の可能性を過信していたように思います。しかし重なる挫折もあり、年も重ねてきました。実力のなさは現在まで何も達成できていない結果が明確に示しています。

その実力がないことが決定的な自分が、良い人達にめぐり合ってきたことにより時間的に厳しいものの今後生かされるかもしれない可能性が少し出てきています。



世の中には経済的に恵まれた人と恵まれない人がいます。経済的に恵まれた人に、それが自身の実力による結果と勘違いしているが多くいるように思います。

近年富裕層は税金逃れのために税金の安い国や地域に移住する人が増えています。低所得層は実力がない、または努力をしていないなどと言い、そういった人に税金が流れていくことに不満を持っています。

これは大きな間違いです。偶然富裕な家庭に生まれた。偶然富裕な国に生まれた。偶然資産を作れる状況や学習できる状況に置かれた。運です。

突然戦争や革命が起き資産が没収された。事業の赤字が急に膨らみ破産。家計を支えていた父親が亡くなる。世界恐慌。これも運です。



経済的に成功している人としていない人の差は実力よりも運によるところが多いと感じます。

人は偶然に不運または幸運に恵まれたことにより置かれる状況が変わるという事実は否定できないわけです。

この現実を意識できれば勘違いすることはなくなり、様々な境遇の人々への良心も生まれてくるように思います。

 

 挫折や苦労、そして人々の良心は現実を理解させてくれる宝です。