夜中の苦しみ | 5歳娘 脳腫瘍でお空へ ずっとずっとあいしてる

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娘、4歳の夏、脳幹部のグリオーマDIPG になりました
頑張りぬいた娘の姿と家族の日常を綴ります
病気の周知と治療法の発展を願って!
ブログに助けられました
このブログがどなたかのお役に立てれば幸いです

先日、夜中に目が覚めた時のこと。

 

いつもなら結構すんなり再度眠れますが

この日は心菜のことを思い出してしまい…

しばらく寝られなくなってしまいました。

 

久しぶりのことでした。

 

 

心菜が旅立って1年ぐらいは

夜中に起きると地獄でした。

言葉は悪いですが

本当にそんな気持ちでした。

 

そんな時は頭の中の心菜を必死に追い出します。

暗い部屋の中ですから

大抵はスマホを見ます。

 

ニュース記事、SNS、漫画…など

ひたすら何かを見て、別世界に飛びます。

そして寝られるとホッとします。

 

でも、朝起きると

「今日も心菜がいない」

と深い悲しみからスタートするんです。

 

苦しくて苦しくて

なんの罰ゲームなのかと

毎日思っていました。

 

もちろん普通に過ごせる日もあるんです。

だけど、苦しみが常にどこかにあった気がします。

 

その頃を振り返ると

今は普通に暮らせるようになりました。

 

日中も笑って

夜も普通に寝られて

夜中に起きても大丈夫で

朝も普通に起きられる

 

そうなりました。

 

ただ、久々に寝られなくなり思ったことは

心菜を思い出さないようにするのが上手くなったのかな?ということ。

 

それはそれで

悲しいなと感じました。

 

と同時に

 

寝相が悪くて時々蹴りが入る息子

夜なかなか寝なくて騒いでうるさい末娘

 

この2人にどれだけ助けられているか

再確認した夜でした。

 

この気持ちをInstagramのストーリーに投稿したら

子どもを亡くしたママたちからいくつかメッセージが届きました。

 

みんな

みんな

同じような気持ちでした。

 

悲しみがなくなることはないけれど

同じ空のもと

同じような気持ちでいる親御さんがいること

 

支えになります。