先日アップしたこちらのブログ
いくつかリブログをいただいています。
様々考えてくださっている方が多いようで嬉しいです。
マティス法とういうフランスの法律のことを記していますが
大事なのは法律での有給云々ではなく
「思いやりが動いた」
ということだと
個人的には思っています。
実は昨年、日本でも似たような動きがありました。
昨年、J3長野パルセイロの選手の娘さんが白血病を患い、そのお父さまである砂森選手が活動を休止しました。
そのことは球団側から発表され、当面は看病に専念する旨も伝えられました。
球団がきちんと発表するということだけでも大きい動きだと思うのですが、ここからさらに思いやりの輪が広がりました。
日本プロサッカー選手会が(JPFA)
砂森選手を支援する活動を起こしたのです。
各チームの選手が表に立った募金活動で支援を呼びかけました。
そして、それに呼応するかのように支援が集まりました。
砂森選手の所属球団だけでなく
球団の垣根をこえて選手たちが寄り添ったのです。
「人の心」が動いたのです。
この一連の出来事を見て、私はマティス法を思い出しました。
法律制定などはハードルが高いけれど
個々としてなにかはできる。
それを改めて感じました。
砂森選手は冬になった頃には復帰。
記事を見ると、お子さまの闘病は続くようですが、家での役割をになっているようです。
そして、なにかできることを探して恩返しをしていきたい
ということ。
これこそ
「思いやりの輪」
だなと思いました。
日本でこのような動きがあったこと。
球団や組織側ではなく、選手会側の意向で始まったこと。
人の温かみ。
寄り添うとは?
思いやりとは?
「助けを求める人がいたら手を差し伸べられる世の中がいい」
砂森選手の言葉が響きます。