平素よりお世話になっております。今年度もスタッフリーダーを務めさせていただきます。新4年の岩下葵衣です。
初めに日頃よりご支援、ご協力いただいている保護者様、OB・OGの方々並びに関係者様に厚く御礼申し上げます。今後も変わらぬご支援、ご声援の程よろしくお願い致します。
私は文章作成が大の苦手です。少しでも思いが伝わればいいなと思います。
今シーズンのスタッフのスローガンは
「 百花斉放 ~私たちも選手のうちの一人~ 」
です。百花斉放とは、文学の意味がほとんどですが「たくさんの花(個性や笑顔)が一斉に開く」という意味が含まれています。
2021年6月15日
コロナ渦、この神奈川大学男子ラクロス部に友達と入部。
入部してから1年間は本当に辛かったなと思います。
すでに入部していた同期、大人びた先輩、とどのように関わればいいのか。そして仕事の覚えも悪い、などの数多くの悩みを抱えていました。かつ、この1年間の中で私は2度も「辞めたい」と思い、この両方の時期に同期が退部しているので正直辛かったことしかありません。
乗り越えることができて今があるのは、コーチの言葉、お世話になっている先輩方、個性が豊かすぎて変わってる同期、部活外で会った時に全力で手を振ってくるかわいい後輩達がいたからです。本当に感謝しています!ありがとうございます!!これからもよろしくお願いします!
私は、辞めたいと思ったことがあるからこそ、後輩達を救うことができると思っています。
退部した人の多くは、「モチベーションがない」と「私がいなくてもいい」を口にしていました。だから私は後輩にはそう思ってほしくないと思います。
昨年を振り返ると、自分と人を比べるスタッフが多かった気がします。これは2パターンあり、「自分は仕事できる、あの子は仕事できない」と「あの子は選手に仕事ができると思われていて、私は思われていない」です。私は後者を経験してきたのでよく分かります。これは先程述べた自分の存在否定にも関係しています。これは部活に本気になればなるほど思ってしまうのだと思います。これを感じてしまった時、放置しないで解決策を一緒に考えていきましょう。前者だったらその子がどうしたら仕事ができるようになるのか、後者だったらどうしたら自分の強みを部活動で発揮できるのかを。私はみんなの支えになりたいです。そしてこの感情を無くして、ラクロスを楽しみ、みんなで選手と同じぐらい輝きましょう。スローガンにはこの思いを込めました。
サブタイトルである「~私たちは選手の一人~」について
昨シーズンのスタッフは選手から1歩引いた立ち位置にいました。同期に言える人は言えるが、言えない人の方が多い、選手が上でスタッフが下。そんな関係性でした。これを変えたいと個別で面談した時、多くのスタッフが言っていました。正直、上である私自身が言えていなかったので、このような結果を招いてしまったのだと反省しています。勇気を出してみんなで発信していきましょう。
また、どのスポーツも強いチームは対当であり、スタッフが選手の一員に見えます。そして選手の一人のようになる=誰もがラクロスというスポーツに夢中であることを意味していると思います。
なんなら選手より夢中になっちゃいましょう。
最後に
抜けてることがあって時には迷惑をかけてしまっている私ですが、ラスト1年自分らしく頑張っていきます。そして2部に帰還して最後にかつてない笑顔をみせます。
2024年度 スタッフリーダー 岩下葵衣