引退ブログ 4年 副主将兼OFリーダー 三浦 大輔 | 神奈川大学男子ラクロス部

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日常の練習風景や試合の結果、部活のイベントなどなど・・・
たくさんの写真とともに男子ラクロス部について
詳しく報告いたします!

【入れ替え戦まであと2日】

入れ替え戦まであと2日となりました!昨日の厳さんのブログはいかがだったでしょうか?継続というのは簡単そうで難しいことですよね、悔いのないように全力で戦い抜いてください!

本日は今シーズン副主将兼OFリーダーを務めてくださっただいさんです!だいさんは、誰よりもラクロスに熱く、後輩にもたくさんの指導をしてくださいました。そんなラクロス愛が強い、だいさんのブログを是非ご覧ください。

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平素よりお世話になっております。
4年副主将の三浦大輔です。

はじめに、日頃から神奈川大学男子ラクロス部を支えてくださっている方々に、この場をお借りして御礼申し上げます。

このブログでこの3年間ラクロスを通して、自分が感じたこと・伝えたいことを書きたいと思います。お付き合いください。

自分は大学2年生の時にこの部活に入部しました。コロナウイルスの影響で1年生の時は活動もしているか定かではないサッカーサークルに所属していました。

サークルでのサッカーは上手くなるためにプレーしているのではなく、楽しむためにサッカーをしていました。高校まで真剣にサッカーをやっていた自分からすると物足りない、上手くなるために何かに没頭したいと考えるようになりました。

2年生になり、新歓でラクロス部とアメフト部のどちらかに入りたいと思いました。両部活の体験会に参加し、両部活ともに真剣に練習し、時折、喝が飛んでいる環境がすごくかっこよかったです。

そんな中、ラクロスの新歓試合が富士通スタジアムで行われるとのことだったので、土砂降りの雨の中観戦に行きました。
一つの小さなボールに対して両チーム激しくぶつかり合い、ゴールが入れば喜び合う。サッカーと同じくフィールドを走り回り、攻守の切り替えがある。そんなスポーツに向いていると思いました。また、試合後の部活の集合を見た時、すごくかっこいいなと思いました。
部員が主将を囲み、みなが呼応している。これが部活だ!ここに入ろう!と思いました。


部活に入部してからは週に2日という少ない練習の中、平日は家の近くのテニスコートで毎日壁当てをし続けました。地味な練習ばっかりでしたが、少しでもパスが投げれるようになったり、ショットが入るようになる。こんな小さいことでも嬉しくてのめり込みました。

練習が学校で再開できるようになってからは、朝練習→岸根公園で壁当て→グランドでシュー練→岸根公園戻って壁当て→風呂に入って帰宅
こんな生活を毎日していました。一番充実していと思います。

一年目の年は上級生のリーグ戦にも出場することができました。東洋大学に1点差で負けてしまい2部に上がることができず、東洋大学はそのまま2部に上がりました。本当に悔しかったです。まだ半年も在籍していない自分でも相当悔しかったので、4年生の先輩方の悔しさは計り知れなかったと思います。
この経験から来年こそ必ず2部の舞台に上がりたいと思い、練習に励みました。

3年生になり、すごく後悔したことがあります。それは、練習量を減らしてしまったことです。一年目でリーグ戦に出ることができ、ある程度クロスを扱えるようになり自分自身の中で「上手くなったな」と思うようになりました。今となってはこの思い込みによって今苦しんでいる自分がいるのだと思ってます。
もちろん練習はやっていました。真剣に。自主練の時間が極端に減ってしまい、自分でも著しい成長はなかったように感じています。かなり後悔してきます。少しの時間でもプラスαで考えるべきでした。

2部に上がった今年は自分自身もですが、チームとしても辛い年だと思います。
3年生の時とは打って変わって全敗。練習試合でもなかなか勝つことができず、楽しいはずのラクロスを嫌いだなと思う時もありました。
副主将としても、何か特別なことを部員のためにできたかというと悔やまれることがたくさんあります。主将を支えることができたのか、4年生になってやめた同期にもっとかけてあげられる言葉があったのではないか、1年生の練習をもっと充実させるべきだった、など思うところはたくさんあります。やりきれなかった自分が情けないですし、チーム運営に関してやりきれなかった部分があります。申し訳なく思います。

そんな自分でも学年が上がるごとに多くの方に支えられていること直に感じるようになりました。
そんな自分は

     『謙虚・感謝・優しさ』

この言葉を軸に行動することが重要であるということに気づかされました。

・謙虚
この言葉は、学年が上がれば上がるほど重要であると感じました。ある程度ラクロスができるようになると自己流でいいのではないかと思うようになると思います。「この選手はこのショットの打ち方をするけど、自分はこういうスタイルだから」と学びに対してある程度、自分はこうだから、ということを言い訳に試さなくなっていました。
また、後輩が先輩にもっとこうした方がいいと思っていてもなかなか言いづらく、自分の成長にもつながらないことが生じると思います。
いかに、人から言われたアドバイスや指摘を一回自分の中に飲み込むかで大きく成長という観点から見ると変わってくると思います。
自分がこれに気づいたのは4年生になってからでした。チームメイトで高め合うことは非常に大事だと思います。謙虚さを忘れないでください。

・感謝
ここは他の同期同様多くの方に感謝しています。
いつも気にかけてくださり、ボックスラクロスなど紹介してくださった、曽根さん
一年目ながら試合に出場させてくださり、家まで借りてコーチをしてくださった、隅野さん
初期からいままで面倒を見てくださった、高野さん
始発で間に合わないことを気にかけて車に乗せてくださった、堀田さん
どこの誰かもわからない自分にご指導してくださった、出澤さん(じゅんぽさん)
チーム全体のことをいつも気にかけてくださった、本間さん
多くの支援をしてくださった、OB OGの方々
クリニックを快くしてくださった、stealersの方々
大学でも部活をさせてくれた、両親
ここには書ききれない人に感謝しています。
この感謝の気持ちを常に持つことで怠けることなく根気良く練習を続けることができると思います。

・優しさ
今までの自分が一番出しづらかったものだと思います。
十人十色というように人はそれぞれです。全く同じ考えを持っている人はいません。チームスポーツである以上、自分が譲歩することがチーム全体のプラスになることは多くあります。話しやすい環境・プレーしやすい環境づくり、すごく大事です。現時点の自分でもこれを100%できているとは思いません。これからも優しさを出していきたいと思ってます。
同期・やめてしまった同期の皆さん、尖りすぎて申し訳ないです。これからもよろしくお願いします。


この3つのことは今後の自分の人生でも大事にしていきたいと思ってます。

最後にはなりますが、こんなにも多くの人に支えられ・あんなに苦労して上がった2部という舞台をそう簡単には譲ることはできないという気持ちがリーグ戦をするたびに強くなりました。また、同期同然の3年生に今年の雪辱を晴らしてもらうためにも2部の座は死守しなければなりません。

自分の全てを出して頑張ります。走れなくなるまで走ります。応援よろしくお願いします!

長く、自分の思いを書き綴りました。
お付き合いいただきありがとうございます。

三浦大輔