深大寺境内の天水華座とオオムラサキ | 深大寺北町ブログ

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東京は緑豊かな神代地区、深大寺北町から日々の発見を発信いたします。

深大寺にお詣りして、境内に「天水華座」と「オオムラサキ」を発見しました。




深大寺北町ブログ-0382天水華座
天水華座(てんすいけざ)」



「天水華座(てんすいけざ)」

何それ?という感じなのですが、要は雨水受けなんですね。



貼り出された掲示板には、



京王の電車・バス開業一○○年記念奉納
 
「天水華座(てんすいけざ)」


 雨水を貯める、いわゆる一般的な天水桶や天
水鉢とは異なり、「天水華座」と命名された雨
水受けです。
 寺紋の桜を模し、それぞれの花弁と花びらに
は、住職揮毫の文字が散りばめられています。
花弁の中央の「佛・日・増・輝」(仏さまの教
えは降り注ぐ太陽の光のようなもので、私たち
にその恵みを与えてくれる)の四字と、それぞ
れの花びらの文字を組み合わせると有り難い
仏教語となる、他に類を見ないものです。
 当山は古より水神・深沙大王さまを祀り、清
冽な湧水は田畑を潤してきました。言うまでも
なく、水は生命の根源です。天からの恵みの雨
を受ける天水華座は、水に縁ある当山に相応し
いものといえます。
 平成二十五年五月吉祥日 当山



」と説明がありました。



ありがたい恵みを与えて下さるものなんだなと、

しばししげしげと眺めました。


左側のあった低いものには、
真ん中の「増」の上から左回りに「福」、「運」、「和」、「修」、「善」の
文字が桜の花びらの部分にそれぞれ揮毫されていました。
そして真ん中に可愛らしく蛙が2匹。


真ん中の「輝」の上から左回りに「宗」、「峯」、「岳」、「雪」、「興」の
文字が桜の花びらの部分にそれぞれ揮毫されていました。





その後、

大きく網で囲われた一角がありました。


国蝶オオムラサキの幼虫を
保護しています。
   街づくり協議会


と看板があります。


よーくみると、蝶々のさなぎが沢山

枝についているではありませんか。


深大寺北町ブログ-0383オオムラサキ
羽化したばかりのオオムラサキ


綺麗です。




「オオムラサキの幼虫は、エノキ(ニレ科)の葉だけを食べます。初夏の頃、大きく育った幼虫は、蛹(さなぎ)となり、やがて羽化し大空を滑空し、クヌギやナラの樹液を吸います。」と説明がありました。

藪会という会が主体的に育てていらっしゃるようですね。

オオムラサキ、オオクワガタ、玉虫。こういった美しい昆虫は見てて飽きませんね。


深大寺にお詣りして、良いものを見ました。



※ご参考


深大寺

http://www.jindaiji.or.jp/


京王の電車・バス開業100周年|京王グループ

http://www.keio.co.jp/100th/index.html


藪会

http://www.yabukai.jp/