独立行政法人宇宙航空研究開発機構の
調布航空宇宙センター
展示室を
見学しました。
同じ深大寺町にありながら、なかなか行こうと思っていけない施設でしたが、
昨日ふらりと買い物ついでに立ち寄ることができました。無料です。
場所は南北に走る三鷹通りと、東西に走る東八道路の交差点の
東南側に位置します。
この辺りでは、航空研(こうくうけん)とか宇宙航研(うちゅうこうけん)と呼ばれているのが
普通だと思っていました。信号の名前やバス停も昔からそうですし…。
ところが最近、
小惑星探査機「はやぶさ」が報道されはじめてからか、
やたらと「ジャクサ」と聞き慣れない言葉で呼ばれはじめた気がしています。
何をどう略しているのか見てみますと、
Japan Aerospace Exploration Agency の Exploration んとこだけ X を取って、
JAXA にしているんですね。
夕方でしたので、門の右側にはJAXAと看板が光っています。
確かにJAEAだと発音しにくいし、確かに発音上、子音を持ってくるものかもしれませんが、
格好いいのか悪いのか、文字からすると、なんだかな感じも否めません。
宇宙航研(うちゅうこうけん)の方が分かり易い気がしています。
守衛室で手続きをして、丸いバッチを付けて中に入りました。
他の建物が研究施設っぽい中で、
色が付いて、少しあか抜けた感がある建物でした。
中には小学生位の子供が二人のみ。
広々として、ゆっくり眺めることができます。
子供は上映物をおとなしく眺めていましたので、
ゆっくーりと展示物を眺めることができました。
飛行機の機体を軽くする複合材とか、少しさわれるところが素敵です。
12年後を目指したマッハ5の速度で太平洋を2時間で渡ることができる超音速機の
開発ですとか、コンコルドの上を行くのかぁ。
ALFLEX号による無人で着陸する試験の映像解説ですとか、
なるほど宇宙から無事帰還するのが大切だ。
キセノンを使用したイオンエンジンですとか、
小さなハイパワー。
月の砂もどきとか、なぜすぐ固まるのか不思議。
なるほど~!と思える凄い展示物ばかりで、
いやいや、土日開いていないのはもったいないなぁと
思いました。
小惑星探査機「はやぶさ」のポスターは一家族さま一枚で、
欲しい方は声を掛けて下さいと掲示がありましたのには驚きました。
やはり、昨日の国会でも、日本の技術について、
石原議員と麻生議員のやりとりの中で
発言が出ておりましたが、
それだけ新しい技術に対する皆さんの関心が高いんだなぁと感心しました。
今回見た中で一番感動したのは、イオンエンジンでした。
置いてあった冊子「ジャクサス№047」の11頁で、向井千秋さんのコメントに、
「日本人の宇宙滞在時間もいまやロシア、アメリカに次いで世界で3番目に長い国となりました。」
とあり、そうなんだ~とまた感心しました。
展示室は入ってすぐのところにあります。
空いているし、ワクワクするし、
また眺めに来たいです。
※ご参考
調布航空宇宙センター展示室
http://www.jaxa.jp/visit/chofu/img/exhibition.pdf
調布航空宇宙センター
http://www.jaxa.jp/visit/chofu/index_j.html
宇宙航空研究開発機構