鉄道いろいろ
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なんと、九州に「北ミフ」

先日九州に行ったら、電車の所属基地のところに「北ミフ」とありました。

「本」を消した跡があります

「北」といえば、国鉄時代には東京北鉄道管理局を意味していました。1969年、東京鉄道管理局(東)が東海道本線を主体とする東京南鉄道管理局(南)、中央本線を主体とする東京西鉄道管理局(西)、東北本線を主体とする東京北鉄道管理局(北)に3分割されました。1987年の国鉄分割民営化の際東京圏運行本部となり、再び「東」になりました。その後、中央本線吉祥寺以西と山梨県を主体とする八王子支社(八)、神奈川県を主体とする横浜支社(横)、高崎線と上越新幹線を除く埼玉県と栃木県を主体とする大宮支社(宮)に移管されました。ついでながら、JR貨物のM250系「スーパーレールカーゴ」には「貨東タミキク」とありますが、貨東はJR貨物関東支社、タミキクは大井機関区のことだそうです。そういえば国鉄時代、大井工場所属の事業用車に「南(東?)タミ」とあったような気がします。別の説では、貨はJR貨物、東タミは東京貨物ターミナル、キクは機関区とのことです。どちらにしても電車なので旅客会社にならって標記したのでしょう。

JR九州の「北」は北部九州地域本社、「ミフ」は南福岡電車区の略です。それまでは技術本部の略で「本」となっていました。同時期にJR西日本が和歌山県、旧福知山局管内をを除く近畿圏に本社直轄の意味で「本」を使っていましたが、大阪支社(大)、京都支社(京)、神戸支社(神)に分かれたため、消滅しました。
これでJRから「本」標記が無くなったと思ったら、鹿児島総合車両所の電車に「本カコ」とありました。かつては「鹿カコ」だったので鹿児島支社が無くなったのかと思ったのですが、鹿児島総合車両所が本社直轄になったのだそうです。

JR発足後に長崎支社ができましたが、略号は「崎」、JR東日本長野支社が「長」だからです。「サキ」はもちろん長崎ですが、長崎鉄道事業部長崎運輸センターの略です。

本ミフからの転属車です

大分支社は大阪が国鉄時代から「大」だったので「分」、熊本支社は今も「熊」です。「クマ」は熊本鉄道事業部熊本運輸センターです。九州新幹線駅建設のため移転し、歴史あるレンガ作りの車庫がまもなく姿を消します。それにしても最近のJRの車両基地は○○センターと言うのが多くなりました。

昔、豚積車という貨車(記号ウ)があってボディーに「鹿」とか「熊」と書いてあるのに積んでいるのは豚だったという笑い話みたいなことがありましたが、もちろんこれは鹿児島鉄道管理局や熊本鉄道管理局のことで、一部の貨車は常備駅が決まっていたので、常備駅が所在する鉄道管理局の略号が書いてありました。