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ジンとの遭遇

現役オーナー美容師。
美容師って良いよね!と言われるたい。
美容師は大変?いやいや、めちゃくちゃ楽しいよ!
理容師・美容師として歩んできた経験をベースに、今は経営者として、日々の「気づき」仲間との絆、スタッフ育成の想いなど、リアルな日常をそのまま書いてます

9月に入り、とても感慨深い日を送ることができました。

 

ビットとお客様の関係。

ビットと社員の関係。

ビットと社会の関係。

ビットと家族の関係。

 

まるで示し合わせたように、同じタイミングで色々な出来事が重なったのです。

 

 

 

値上げの日に起きた奇跡

 

 

今日から料金改定をさせていただきました。

正直、内心は不安もありました。

 

でも、会計の際にお客様がこう言ってくださったんです。

 

「値上げの日を狙って来ました。推し活です」

 

また別のお客様からは、

 

「あなたは地道にコツコツやっている人だから信頼できるのよ」

と温かい言葉をいただきました。

 

胸が熱くなりました。

これはビットがお客様のために尽くしてきた結果だと、しみじみと感じた瞬間でした。

 

「相手の得になるように」

頭ではわかっていても、実際にやり続けることは簡単ではありません。

でもそれを評価してくださる方がいる。

この信頼こそが宝物だと思います。

 

 

 

 

スタッフファーストという軸

 

 

仕事終わりに、美容室で働く子とお話をしました。

「どうすればいいのか分からない」と悩みを打ち明けてくれたのです。

その子とさ最後に会ったのは高校生の頃。

 

美容学校を卒業し、他の会社に入社。

 

聞けばその会社は、給与や社会保障、労働時間、休憩、休日――どれをとっても労基に引っかかるようなやり方。

 

売上は大きくても、その裏ではスタッフが疲弊してしまう環境でした。

 

「美容師は楽しい」そう言いながらも、途中から涙が溢れていました。

それだけ心の中で限界を感じていたのでしょう。

 

スタッフルームを見せたときに「広い!」と驚いていました。

 

彼女の勤めるお店にはスタッフルームも、ロッカーもなく、薬剤を置くバックヤードが休憩所。

そこに10人以上が詰め込まれていると聞き、愕然としました。

 

「会社のために働く」ではなく、

「お客様のために働く」ことが報われる美容室であるべきだと、改めて強く感じました。

 

 

 

 

ビットがあり続けたい姿

 

 

美容室の売上自慢なんて必要ありません。

店舗数を競うことにも意味はない。

 

大切なのは、会社が社会の中でどんな存在であるか。

「ビットで働きたい」

「ここで働けてよかった」

そう思ってもらえる美容室であり続けたい。

 

そして夢を持つ美容師にとって希望の場所でありたい。

 

その子がビットで一緒に働いている姿を想像したら、僕自身、ものすごくワクワクしてきました。

 

 

 

ビットは、誰かのためにある。

お客様のために。スタッフのために。家族や地域のために。

 

これからもその想いを胸に、歩み続けていきます。