おはセッション!

 

 

 

人間は自由であり

人生は喜びである!

 

これが生きる大前提です。

 

 

 

これを踏まえて

 

今回はじつにやっかいな言葉

 

「使命です…」

「お役目です…」

 

 

にゃんて言わないヒーラーさんがいいなあ!

 

って私が勝手に妄想する記事です。

(議論はしません。ご批判はご自身のブログ等で堂々と展開されてくださいますよう)

 

 

 

 

まずはこちらの詩をお読みください。

 

 

「道程」  高村光太郎

 

僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る
ああ、自然よ
父よ
僕を一人立ちにさせた広大な父よ
僕から目を離さないで守る事をせよ
常に父の気魄を僕に充たせよ
この遠い道程のため
この遠い道程のため


(1914年「道程」より)

 

 

今日の記事で迷われたらこの詩に戻ってください。

 

自身の軸が戻り、迷いが消えます。

 

 

 

さてさてサティ…

 

 

 

高村さんも詩の中でおっしゃっていますように

 

 

「あなたの前に道はない!」

 

んですよ?

 

 

 

これは

 

未来は「いまここ」に包括されている!

 

っていう量子論でも記述されていますし

 

 

人間は自由である!

 

っていう生きる大前提そのままでもありますね。

 

 

 

 

「あなたの前にすでに道があるよ!」

 

かのように錯覚させる言葉…それが

 

 

「使命です…」

「お役目です…」

 

なんですよ。

(表現はたくみに変換されますので注意)

 

 

 

「縛る」系でも悪質なうえに

 

「自己陶酔させる!」

 

やっかいさを持ち合わせています。

 

 

 

 

あのねのね…

 

誤解なきよう言っておきますと

 

 

「僕の後ろに道はできる」

 

とおっしゃる高村さんのように

 

 

「過去」を振り返って

 

自分で

 

「ああ、あれは私の使命だったんだなあ」

「ああ、あのときの私はお役目としていたんだなあ」

 

って振り返るのはとても素晴らしいことです。

 

 

 

あるいは「現在」の自分がやっていることを

 

自分で

 

「ああ、これが今の私の役割なんだなあ」

「ああ、これが私のやりたかったことかもしれない!」

 

って気づくのも素晴らしいことです。

 

 

 

 

で、ですね…

 

 

それを他者から指摘されたら?

 

ってことなんですよ。

 

 

 

 

「自分軸」が確立されている方は

 

「こいつうぜえw」

 

で済みますが

 

 

 

「自分軸」がまだこれからの方は

 

 

「ああ、私の道はこれなのね!」

「この人について行こう!」

「私は選ばれたんだ!」

 

って自己陶酔に浸ります。

(なので、しこたま「やっかい!」なんですよ)

 

 

 

 

 

ここからはとくに冷静になってご判断いただきたいのですが

 

 

「使命です…」

「お役目です…」

 

 

これってね

 

 

 

先日肉体から離れた麻原氏の

 

「カルマですから」

 

と言葉は違いますが

 

 

「同じ内容!」

 

であることに気づいていただきたいのです。

 

 

 

マジで冷静になるために

 

長いのですが3人の方の言葉をご覧ください。

下線は私が引きました)

 

 

 

専門健康心理士の勝沼悠さんは次のようにおっしゃっています。

 

私はカルト的なコミュニティの特徴はこの三つと考えます。

 

1 他のコミュニティを否定し、コミュニティの所属を第一とすることを強要する。

 

2 社会のルール(法律など)よりコミュニティのルールを優先すること強要する。

 

3 自分で考えることを否定し、自分で考える余裕を奪う。

 

これらの特徴が見えたら、その組織と距離を置くよう心がけることが賢明でしょう。特に3は判断する力を奪うので、その兆候が見えた段階で注意する必要があります。

考えるべきはなぜあんな優秀な人達がオウムに入信したのか】より

 

 

 

また、ジャーナリストの有田芳生さんは次のように述べています。

 

歌手の尾崎豊に惹かれた井上は、レールに乗ったような人生に疑問を覚える。進学し、社会に出て、サラリーマンとなり、満員電車に揺られて暮らすことに疑問を抱いたのだ。

 

そうではなく修行をすることで悟りを開く。そして他人を勧誘し、その相手が悟りを開く。

 

こうして悟った人間が増えていけば、この濁った社会は徐々に、あるいは急激に変えることができる。そう思ったのだ。

なぜ若者は今もオウムに取り込まれていくのか】より

 

 

 

そして、宗教学者の島田裕巳さんの言葉です。

 

「たしかに、孤独はつらく、苦しい。しかし、私たちは長い歴史を経て、さまざまなしがらみから解放され、はじめて孤独を得ることができた。

 

オウムの人間たちは、その教祖を含め、孤独に耐えられなかったのではないか。

 

私たちは孤独に耐え、その孤独を楽しみながら、自分の頭を使って、これからを考えていかなければならないのである

オウム-なぜ宗教はテロリズムを生んだのか】より

 

 

 

お三方の言葉から

 

ある共通点が見えてきます。

 

 

 

端的に言いますと

 

人間は自由であり

人生は喜びである!

 

の反対で

 

 

人間は不自由であり

人生はしんどいものだ!

 

といった方向に引き込む!

 

のです。

 

 

 

 

細かいポイントとしては

 

 

①「縛る!」系である

②「群れる!」「つるむ!」「一緒にやろう!」と誘導する

③「世界や日本や個人を救う!」という正義感、悲壮感

 

となります。

 

 

 

これらは世界史の中で長らく本流の思想だったのですが

 

いまや「古い情報」となっています。

(否定するわけではなく、ただ「古い」んですよ)

 

 

 

 

ひたすら大事なことは

 

 

「あなたの中の違和感!」

 

です。

 

 

 

他者の美辞麗句ではなく

 

 

「あなたの感覚!」

 

を本当に本当に大切にしてください。

 

 

 

このブログも同じです。

 

このブログを読んで「違和感!」を感じられたら

 

このブログからすみやかに離れることです。

 

 

この話、言い足りないので明日もw

 

 

 

 

リブログはナリさん

これ、本質を突いています

こういう態度が一番ラクチンなんですよ


 

 

 

参照:【量子力学シリーズ】

 

過去記事

「あのヒーラーさんが好き♡」シリーズ

 

 

 

 

【おまけ】

誰もが一度はあこがれました