どこかに行ってしまうのが怖いから、
そう言って私を脅かす、試すような事を言う。
女性を信じれなくて、でも私を信じたくて、
本気になって、いつかフラれるのが怖いから、
自分が主従関係の「主」であるように振る舞い、
主導権を私に取らせまいとする。
自分の色に染めて、自分しか見えないようにして、
他の男に入るすきを与えないように一生懸命・・・。
そんな彼の弱さと、不器用な私への愛情が分かるから、
私はわざと困ったフリをしたり、幼いフリをして、
「あなただけの私なんだよ。」って伝えようとする。
2日前は、上手くそれができなかった。
飲み会の最中に、1度彼が電話をしてくれた。
友達の家に泊まるって言っていたので、
その体を装い電話に出た。
酔っ払った彼はとても甘えた声を出す。
まるで子供のように、電話に出てくれた事を喜ぶ。
30分後に「ケータイの電池が切れそう!」と予告メールを送り、
その少し後に彼に電話をしたけど、
彼は出なかった。
2度目の彼からの電話は私が電源を切っていたから出られなかった。
もう一人の彼氏との待ち合わせ時間が迫っていたから。
友達の家にいないのがバレるとヤバイ。
もう一人の彼氏を優先させ、
繋がらない時に彼を少し寂しがらせたいという
私のわがままと復讐心だった。
だって、どれだけ私が彼の色に染まっても、
彼だけの人生になっても、
所詮は「不倫」は「不倫」。
社会的勝者は、間違いなく奥さんであり、
奥さんにはかなわない。
彼から感じる「奥さんの影」って現実に怯えて、
一人で泣き続ける土日が、
悔しくて苦しくて、彼に仕返ししてやりたくなった、
屈折しているけど、
最近の私は、そうやって彼に反抗したくなってきた。
