>7月に参院選と都議選に、衆院選も加えた「トリプル選挙」もあり得るかもしれない

 

いや、それはないと思います。可能性はゼロに近いと思いますね。しかし、もし、そういうことがあれば、それこそは公明党の力が衰えていることを示すものでしょう。

 

公明党がどうして、選挙が重複するのを嫌うかと言うと、自民党みたく、候補者ごとに支援者がついているわけではないからです。トリプル選になった場合、1人の学会員が 3人の候補者の投票依頼をすることになります。あ、比例代表もありますから、4ですね。私(元学会員)も経験がありますが、それはなかなかの負担です。選挙区に公明候補が出ない所(学会が応援するのは比例代表のみ)では、幹部が「もらった投票用紙全部に『公明党』と書いとけ!」と指示されたもの(笑)

 

創価学会も高齢化が進んでいますから、誰がどの選挙に出るか頭の中で整理するのがたいへんでしょう。衆院選なのに参院選の候補者を頼んだり、頼んだ学会員本人が間違って投票したりするかも知れません。よって、多くの無効票が出ることでしょう。公明党、と言うか、学会にすれば、そういうことを避けたいわけであります。

 

ですから、やはり、年内の衆院選という線が濃厚だと思いますね。自民党にしても、総理が変わって支持率が高い内に選挙をやってしまいたいと思うでしょうから。自公の思惑が一致して、話がまとまる可能性が極めて高いと思います。

 

ところで、公明党にすれば、岸田首相の辞任表明には少なからず、衝撃を受けたのでは?。落胆したと言ってもいいかも知れません。岸田さんはほんとうに公明党の言うことをよく聞きましたから。政治資金規正法の改正において、パ-券購入者の公開基準を5万円とする公明案を丸のみしたのが記憶に新しいですね。歴代の総理で№1なのでは?

 

まあ、次の総理に誰がなろうと、高市氏以外では、似たようなものですかね?。公明党も、おそらく高市氏を嫌っているだろうと思います。安倍元総理には、同党も苦渋を味わわされたことがありますから。高市総理ではその再現となる可能性があります。だからこそ、我々としては、高市氏にぜひ次期総理になっていただきたいと念願するわけです。

 

とにかく、風雲急を告げてきたことだけは確かだと思います。

 

それではまた。