露中も参加しての会合でなければ意味がない（兵器用核分裂性物質生産禁止条約）

はい、誰が国連総会に行こうと、どうでもいいことですが、私が気になったのは、次のことです。

＞核兵器の増加防止を目的とする兵器用核分裂性物質生産禁止条約（ＦＭＣＴ）の交渉開始に向け、核保有国の米英仏各国も参加するハイレベルの友好国会合を秋に開く

西側諸国だけで話し合いをしても意味がないと思いますが。それに、会合に参加する核保有国も「話ぐらいはするよ」というノリで、条約が批准されることはないだろうと思います。

西側諸国が核兵器を減らしても、それによって露中の強度、と言うか、脅威が増すだけのことだと思います。あ、だから、米英仏も核兵器の削減などはおそらくしないでしょう。絶対と言ってもいい。

露中が現状のままでいる限り、残念ながら、核のバランスを崩すことはできません。岸田首相にはそういうことが全然わからないみたいです。

そういう意味でも、岸田氏が首相から降りることになって、ほんとうによかったと思います。現実に即した対応が進められるのを期待したいと思います。しかし、次の総理に誰がなるかによって、さらに日本の政治がリベラル化する場合もあります。

総裁選の行方を固唾を飲んで見守っています。

それではまた。