はい、予想どおりでした。期待外れの答弁でしたね。

 

パーティー券収入の還流には関与していない、知らないということでした。また、誰が還流の再開を提案したのかについても、「ある人」と言うだけで。そして、「ある人」と言ったのは、記憶がないから、と苦しい言い訳でした。そんなのが通用するわけがなかろう。

 

ほんとうに覚えていないなら、そんな言い回しは普通しません。誰だかわかっているのだが、明らかにすることができない場合に「ある人」とごまかすものです。

 

これで、安倍派幹部の連中も胸をなでおろしたことでしょう。まあ、下村氏もその人らに総裁総理への道が閉ざされたということで、満足したのかも知れません。割と落ち着いた態度を見まして、そんなことも思ってしまいました。会の途中に、花粉症で鼻血が出かけたためマスクをつけて答弁するというシーンがありましたが、あれは実際には精神が高ぶり血圧が上がったというせいもあったのではないかと思います。

 

やはり、我々有権者の手で裁く(落選させる)以外になさそうです。選挙の日まで、このままだらだら続けばいいですね。また、そうなるでしょう。自民党執行部が疑惑の派閥幹部に離党勧告をしようとすれば、岸田首相自身にもその処分をしなければならなくなりますから。岸田派でも会計責任者が立件されました。だから、離党勧告すら行われないだろうと思います。

 

それではまた。