>経理だけは事務局長に全て任せていた

 

私も経理の経験があります。もちろん、鉛筆1本を買うことまで上司に伺いを立てることはなかった(任されていた)ですが、すべての支出には決定書の作成が求められましたし、それに請求書や領収書を貼付して上司のハンコをもらったものです。差し引き簿にも記入し、長く保存しました。また、そうするよう、取り決めがされていたのです。

 

決裁のハンコをもらうのはめんどくさいと思うこともありましたが、責任も持ってもらわなければ、こっちがたまったものではありませんからね。また、責任を持つことこそが上司の仕事であり、そのために高い給料が支払われるのです。

 

だから、派閥の会計責任者も、細かい支出なら独断で処理していたかも知れませんが、億という金を動かす場合には、しかるべき立場の人にお伺いを立てていたはずです。でないと、恐ろしくてできるわけがないですよ。

 

まあ、そんな言い訳が通用しないのは世間の常識ですが、政界だけは例外のようです。ほんとうに異質ですね。こんなのでいいわけはないのですが、この人たちはこれで押し切ろうとしております。まあ、今後、連座制が導入されるかどうかはわかりませんが、そんなものがなくても、社会通念で見ても、このたびの騒動は許されざることです。(幹部の)誰も責任を取らないなんてありえないですよ(ーヘー;)

 

それではまた。

 

(PS)解せないのは、罪を全部負わされた会計責任者の行動です。どうして、洗いざらいぶちまけないのでしょうか!?

まあ、秘書に雇われた際、そういう契約(政治家の罪をかぶる覚悟がいる)を交わされるのかも知れません。しゃべれば命も危うくなるということなんですかね?

(ーヘー;)。秘書なんて、やるもんじゃないですね。