はい、まあ、この方の論を否定するものでもありませんが、派閥があろうがなかろうが、権力の座を巡って金が乱れ飛ぶことに変わりはないであろうと思いますね。

 

それは日本では議院内閣制が採用されているからです。国会において過半数を取った政党またはその連合体のTOPが総理大臣になるというシステムができあがっております。

 

総裁になるには、総裁選で当選する必要があります。今までは、候補者は数人の派閥会長を味方につけることで、戦いを有利に進めることができました。また、そのために、"裏金"を使うこともあったでしょう。しかし、派閥がなくなれば、議員一人ひとりを釣る作業が必要になります。これまで以上に金を持っている者でないと、当選は無理ということになるでしょう。派閥をなくしても、金の問題が解決されるとは限らないと思います。いえ、むしろ、さらに激化するとf(ー。ー;)

 

諸悪の根源は、議院内閣制にあります。憲法を改正し、国民の直接選挙で選ぶようにするべきだと思いますね。小泉純一郎元総理がそれを唱えたことがあります。それ以来、その論は途絶えておりますが。

 

首相公選制になれば、政党内での権力争いなど無意味なものになるでしょう。

ただし、それも独裁者を生み出す原因にはなるかも知れませんがf(ー。ー;)(それが、この制度が論じられない理由かも??)

 

とにかく、今の政治体制のままではいけないということだけは確かでしょう。

 

それではまた。