勝は相変わらず優しかった。
毎日仕事帰りに私に会いにきてくれた。
勝は仕事が遅く私に会いに来るときは大体10時を廻っていた。
車の中で話をして、海岸線を散歩し、キスをした。
毎日不安な気持ちだった。
私は本当にこの状態でいいのだろうか。
本当に恋をしているとは言い切れないこともありました。
でも勝のやさしさを手放すことはできなかった。
ある日彼も交えての飲み会がありました。
この飲み会の主旨は私たちの交際を祝うものでした。
会場に着いたところで勝の友達から連絡がありました。
勝手な友達で電車がなくなったので迎えに来てほしいと言うものだった。
勝は悩んだものの彼にうながされ友達を迎えに行くことにした。
私はみんなと飲みに行こうとしたときに
この子、連れて行きます。
勝は私の頭をおき、みんなの反応をみていました。
みんなに冷やかされながら、彼は私の手をひき車のところに連れて行きました。
勝はとても楽しそうでした。
私は束縛感と安心感と勝からの愛情にひたっていました。
彼からの卒業ができたような気がしていました。
