皆さんのところはどうでしたか？
実は２日前にべいおうるふ君から連絡があって、
今日、作業の手伝いに来てくれることになってました。
なので、普段一人では出来ない作業をしてもらおうと思い、
山畑の最上段とその上の放棄地境界に設置してある
防獣柵の作り直しを一緒にしてもらうことにしました。
そこはトタン柵はしておらず、
２重のネットは張ってあるけど何度も破られて侵入を許してるし
近いうち相方に手伝ってもらおうと思ってたところでした。
べい君が到着して山畑に向かいましたが、
畑から見えるはずの箱罠の落し蓋が見えません。
（罠が作動していないと、ちょうど落し蓋の位置が視界に入る）
べい君と一緒に側まで近づいてみたら・・・・・
イノシシが２頭入ってた(・・；)
ややこしい時に入ってくれるな・・・・しかも２頭
イノシシは解体・精肉にすごく時間がかかるので、
出来れば１頭ずつお願いします(TωT)
今日はどうしようも出来ないし、
明日、明後日は民泊の予約が入っているのだよ
木・金はバイトだし、
土曜は朝からサツマイモのツルが４５０本届いちゃう
それをなんとか夕方までに植えて、
夜は大阪で元同僚の結婚式２次会に出席・・・・
よっぽど段取りよく動かないと、とても今週中にさばけないな(ﾉω･､)
かかったシシはみたところ両方とも３０キロ前後。
おそらく去年の春に生まれた個体かと。
実は昨日トタン柵を杭ごとぶち抜かれてたんですけど
ひょっとしたら君たちの仕業？
あ、正規の猟期は３月で終わってますが、
現在シシ・シカ・アライグマは有害捕獲の通達が出ていて
圃場外でも罠をかけることが出来ます。
（もちろん狩猟免許と年度毎の狩猟者登録が必要）
ちなみに耕作している農地内であれば、
猟期以外でも農地を荒らす獣を捕まえるための箱罠設置などは可能です。
ただし、時期に関わらず狩猟免許は必要なんですけどね＾＾；
（天井の開いた囲い罠などは免許なしで設置できる場合もある）
アライグマやヌートリアなどは外来種で在来種の生態系を脅かすため、
外来生物法で駆除対象になっていますが、
勝手に捕獲することはできないんです。
ただ、外来生物については自治体によりますが
講習を受け捕獲従事者登録をすれば、
狩猟免許や高額な年度毎の狩猟者登録なしで捕獲できる場合もあります。
でもさ・・・・
元々は飼ってた外来種を勝手に逃がした無責任な飼い主が一番悪いと思うよね。
アライグマなんて、今や日本中で繁殖しちゃって収拾つかないもの。
獣だって自分が生きていくのに必死なんだから、
人間の勝手な都合で害獣にされたら可哀想だとは思うなぁ。
昨日のうちに資材を運んだり、放棄地の草刈などは済ませてあったので、
まずはべい君と２人で放棄地に設置してある防獣ネットを取り払います。
でもネット際は草刈機も使えなかったので、
まずはべい君に草刈りしてもらいました。
実は２枚張ってあるネットのうち
もぐり込み防止の目が細かい高さ１ｍの方は
過去の設置時にスソを１０～２０ｃｍほど土に埋めてあるんです（泣）
（しかも２ｍスパンくらいでアンカーピンを打った上で埋め戻した）
なのでJinはべい君を追いかけるように、
ネット際をひたすら掘り起こしていきました。
べい君が持ってきてくれたクワは
ゴツイ草の根も切れる特殊な形状のものなので結構はかどりました。
（とは言え猛烈に硬い土を４０ｍ以上を掘り進むので相当しんどいです）
結局この作業だけで昼前になっちゃって（汗
べい君もいるし昼休憩はゆっくりとも思いましたが、
ネットを外してしまうと今日中に新しいものを張らないといけません。
（でないと畑が獣パラダイス！）
ということで３０分ほどで作業再開。
埋まった上、ススキなどの根が絡まったネットを必死で外して
この時点でもう１４時半・・・
畦の草を刈り、鉄パイプも新しいものに打ちかえました。
ガス管などに使われる超肉厚で
１本７～８キロはあるんじゃなかろうかという代物です。
（撤去したパイプは農業用のφ２２ｍｍでシカに大半をひん曲げられてた）
今回張るネットはちょっと変わったもので、
目が非常に細かく受風面積が大きいので普通のパイプではもたないんです。
ネットを張り始めたのは１６時前でしたが、
取り付けは各パイプに太目の針金で３ヶ所ずつ留めていくので
相当時間がかかります。
どう考えても日暮れまでに間に合わないので、
ネット張りは相方（と娘）にも参戦してもらいました。
苦労の甲斐あって、１８時くらいにはなんとか終了できました(;^_^A
べい君も、GW中に遠いところわざわざありがとう！
これで少しくらい獣害が減ることを祈りたいと思います。
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