生意気な題をつけてしまいましたが、昔 '死体は語る’という本がありました。


読んで字のごとく、死体は何もしゃべらないけど実はそこにたくさんの証拠や

事件解決の手がかり、ヒントが隠れているというような内容だったと記憶して

います。


今所有している海外ファンド3本の価格を日々watchするのを日課にして

います。そしてそれをチャート化して動きを見ているといろんなことが見えて

来るような気がしました。


7-9月は、非常に苦しい相場展開で20-30%も世界的に株が下がれば

emerging marketのequity fundやhigh yield債もがんがんと値を下げそれこそ

見るのもやになるような値動きでした。ただ幸いにも自分が取れるリスクの範囲

での投資なので勉強の意味もあって、現実を直視してチャートから読み取れる

ものは何かを考えてみました。


7-9月にがんと動いているような印象がありますが実は5月以降から調整相場

は始まっていて、じりじりと下げていったものが米国債務上限や欧州債務危機

を契機に一気に動きが顕在化したということが見えてきました。また10月以降

は 底を打ったとは到底いえないけれども、ばたばたした動きからやや落ち着き

を取り戻しているという事もチャートからみえました。


チャートを見るというのは事実の後追いでもあるわけですが経験則の一端を

学べるということもあると思います。激しい下げ相場のときというのはそれこそ

奈落の底へと落ち続けるという弱気心理になりがちですが第3者的に客観的に

眺め経験則を知ると次のチャンスはどこか、どこでどう攻勢にでてやろうか

というファイトのようなものも沸いてきます。値動きだけではなく人生のバイオ

リズムにおいてもそうだと思います。


私のなくなった祖父が生前 '調子のいい時に上がっていくやつはいっぱいいる

が下降線になったときに這い上がれるやつはそんなにたくさんいない。その時

踏ん張れるやつが勝つ’と言っていましたがまさにそのとおりです。


ドンだけ下げようが運気が悪かろうが命まで取られないと考えるとすべて楽に

考えられる、本人にリスク耐性があるかどうかの問題だと考えるとわかりやすい

ですね。自分が取れるだけのリスクにもっと意図的にさらしていく、comfort zone

から抜け出る ということに繋がっていきます。