僕はいわゆる活字中毒者で、本がないと生きていけないほどの読書好きです。
少しでも気に入った本や気になる本があると、書店に行ったりamazonで買ったり
しているんですが、自宅の一部屋は本であふれかえっています。
これまで数回、段ボール箱に本を詰めて、古本屋に売ったりしているものの、またアッと
いう間に本が増えています。
競馬に関する本だけはずっと持ち続けているわけですが、いわゆる必勝本の類はほとんど
買いませんし、血統に関する本は一時期熱心に読んだだけで、小説やコラムを集めた競馬本が
中心となっています。
そして、最近買って読んだ本がこの2冊です。
一冊は皆さんもつい先日の2月末で勇退した、ご存知の角居調教師が書いた最新版なんですが、
気に入ったのはもう一冊の古井由吉さんが、月刊誌「優駿」に書かれていたコラムを集めた
本です。
彼が競馬を見て感じたことを1986年~2018年12月までに掲載されたコラムから抜粋されて
いるんですが、懐かしい馬名が出てきたり、今でも役に立ちそうな教訓が散りばめられています。
個人的に彼の小説は数冊しか読んだことがないんですが、競馬好きなのは昔から知っていました。
「優駿」で読んだ記憶もあるものの、こうやって一冊にまとめられると有難いものです。
競馬をする人で読書好きの人がどれだけおられるか分かりませんが、この本はアマゾンでもすぐに
手に入りますし、特に古くからの競馬ファンにはお薦めです。
競馬のない日はこういった本を読むのもなかなかいいものですよ。