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納車翌日の早朝、風連湖。

浅い水深に無風で湖面が鏡のようだ。
一瞬時間が止まったような感覚だったよ。
 
その後シーサイドラインを極力通り。
霧多布湿原を眺め
 
 
厚岸の道の駅に寄る。
あまり道の駅は使わない。
そもそも道の駅があるような道を通らないからってのもあるが、ここには瓶のコーラがある。
 
どこで撮ったか思い出せないくらいシーサイドラインはこんな景色が百数十キロ続く。
一応キタキツネが居たので撮るがどこにでもいる。
 
そしてその日の宿営地
 
海沿いの崖。
安全の為の柵とかない所がいい。
危ないかどうかは自分で判断しなさいって事。
ただトイレがある、それもきれいだ。水も使えるゴミも捨てられる。
そして無料だ。
有難すぎる。こういうキャンプ場が残ってることに感謝しかない。
ただ、有段者用なのでここいいじゃんみたいな軽い気持ちで行かない方がいいとは思う。まったく便利な場所ではない。真っ暗でもある。シャワーもコンセントもない。学会に報告しようかと思うくらい見た事もない虫もいる。
 
それでもいいよ。
真っ暗ならばローソクだけで過ごせる。
 
ソロキャンパーあるあるなんだけどね、LEDのヘッドランプを煌々と付けてるやつがいる。ソロならそれもありだろう。だけども、その灯りを一度でも近くで見てしまった他所の人は、ローソクの明かりで何も見えなくなる。つまり、その後は我も我もとLED合戦が始まるのである。携帯のLED灯を誇らしく差し出すのもありがた迷惑ですらある。ずうううっと持ってって照らし続けてくれるならばそれもありだろう、が、無理なんだ。そして元より暗い世界が待ってる。
まだある。オートキャンパーが一晩中足元灯としてLEDランプを点けてる、それも人感センサー付き。その眩しさたるや、月明かりで便所にも行けなくなるんだ。
 
でね、こうも思った。これがおれの常識なんだが、他人も常識を持っている。常識なんかみんなに備わってるんだが、常識は個人個人に備わってるもので普遍的ではない。みんなでLEDランプを煌々と使い、街と同じ明るさであら便利、星がキレイだなんて寝言を言うな、ここはキャンプ場だぞがやりたいのかしら?それとも自分だけ明るければいいのかね?
そんな世の中だからルールがある。ルールが厳しくなればいい世の中になると言ったらそうも思わないのが難しいところ。なにもLEDが悪いのではないんだよね。ルールを厳しくするならば、こんな崖にロープも張ってないとこ立ち入り禁止になるからね。
 
 
だいたい夜なんか酒飲んでるだけで暇んでね、そんなことを考えてすごしてみたりしてるんだが、想像力って人間の最大の武器だと思うのよ。3時間くらいこんなこと考えて飲めるんだからね。