錆びたタンクの中を写真を撮ってなかったが、キャブを見て見るとどうやらタンクの中に原因があるっぽい。
というのも、エンジンがかかるが突然止まってしまう、しばらくするとまたエンジンがかかる。こういう言い方じゃないんだけどこういう症状ではっ!とした。
一滴一滴抽出してる感じ。
錆びとゴミの隙間からガソリンが染み出てる感じかな。
もちろんこの状況は一定ではない。なんかの加減でそこそこ流れ出たり、ほぼ出ないなんて状況を行き来してる。
旧車にありがちな事なので、タンクの中を徹底的にキレイにする。
まずは中性洗剤とネジ、水を適量入れ、ガッサガサ何度もタンクを振って洗う。この時点で汚れ、ガソリン、油分を徹底排除するのが目的。
楽とかない。この小さなタンクで最低1時間くらいはやってないとキレイと呼べる状況にはならない。適当にやるくらいじゃこの後の作業が無駄になる。
出て来た錆びや汚れの一部。
その後、好きなサビ取り剤とネジを入れてまたガサガサ2、3時間はタンクを持って踊る。何度も薬剤を入れては排出しては濾し、その後薬剤を満タンにして放置。
まあいいでしょう、こんなもんで。
説明書にある何時間放置であらキレイ!みたいなのは信用してはいけない。あれはキレイに出来るモデルケースみたいな場合のみだと考えた方がいい。とは言え、おれが言う事より大企業が言う事が正しいので、良い子はメーカーが言う通りにしましょう。
薬剤で錆をどうにかする前の、洗剤で良く洗い、物理的に錆汚れをこれでもかと落としておく。こっちは信用していいはず。
んでこんな感じ。
本来はこの勢いでガソリンは流れる。
でね、どこまでやっても完全に耳かき一杯に満たないゴミまで排除出来ない。それにキャップからだってゴミは入る。それをキャブまで回さない為にフィルターって必要なんだよね。
フィルターが悪さをするから、そんなもんは付けない方がいいみたいな事を聞いたことがある。ううん、そうじゃない、フィルターが詰まる原因が他にある事考えないといけない。
今回は外付けで見えるようにフィルターを付けた。タンク内のフィルターが欠損していたからね。汚れの可視化が出来ていいんではないだろかね。