長年使い込んだせいで角がなくなってきた。とりあえず修理して何かいいもんないか探してたんだが、長く使うもんだと思うと中々これだ！ってのが見つからない。
たぶん長く使ってたもんに人間が慣れてしまってるんだろうね。
つうことで同じの作ればいいんだな。
型紙として今まで使ってた財布をばらす。
ふむふむなるほどなるほど、こういう構造なのね。完璧には出来ないだろうが、やってみて何が足りないのかどういう技術が必要なのか分かるもんなんだろうね。
ちょっと話は違うんだけどね、おいらの仕事は同じことを繰り返さない作業が割と多い。コツがあるんだけども、分からないのに一生懸命丁寧に『ヤラナイ』これ大事。1発目なんか実験よ実験、分かってないのに丁寧にやっても納得できるもんなんか出来るはずがない。そして大事に時間をかけて作ると、それをなんとかしようとするから変なもんが出来上がる。おまけに気に入らない。遊びって大事よねえ。
友達に革を扱ってる人が居たので分けてもらった。それに下書きしカッターで切り出し菱目を打つ。
わからん、こんな感じ？
わからん、分からんからさっさと縫ってしまうか。