2か月振りにカタナが仕上がった。
部品を付けただけじゃ乗れたもんじゃないので、各部を調整の為試乗に出掛ける。
ほお、ノーマルライクなカタナ1100ってこんなに乗り易いいんだ。エンジンは全域トルクフルでアイドリングから8000回転を過ぎる辺りまでスムーズに回る事を確認する。ラフなアクセルでも気難しさは一切無い。負圧キャブって素晴らしいね。
足も見直した。峠に入るならもう少しダンパーを効かせた方が好みだけど、オーナーは自分より体重が軽いのでこんなもんで様子をみてもらう。たぶん気に入ってくれるはず。
ブレーキもやり過ぎてないくらいには手が入ってるので止まる事に不安はない。キャリパーよりも、ラジアルマスターの効果が大きいように思われる。
ポジションもいいのだよ、ピタっと人車一体になれる。絞られた意外と低くないセパハンに、ちょっとだけ上がったポジションのバックステップ。土踏まずから足を移動しなくていいのと、可倒式ではないステップがカッチリした印象を与えてくれる。
あまりに1100カタナが気持ちがいいので自分の元750カタナも乗って来る。

荒い、キャブのセットが全く持って荒い。これセッティング取り直さないとダメだね。アクセルでご機嫌伺いすれば乗れなくもないけども、GSXR750の純正キャブがそこまで気難しくなるほど口径がズレてるはずがない。ただ、狭いゾーンにぴったり乗ると気持ちいいほどの吹け上りを見せるから止められない。それ以外ね、我慢して乗っていい事が1つもないので、これは遊ばないといけないだろうね。
それとリアサスがほぼ動いてない、バネレートが高杉晋作。なんかまともなリアサスを探すか、もしくはレイダウンで支点を近づけるだとか何かしら遊ばないとダメでしょな。
自分のバイクは今すぐやらなくていいのでね、ゆっくり遊びますかね。