連休前に遊んで来てやろうかと思ったら、峠が雨だったもんでカブをいじって暇を潰す。久しぶりにK100RSにフル装備を積んだが、こいつマジでツアラーとして最強レベルだと思う。
で、カブだが、北海道仕様でスプロケをF17、R40としていた。カブのスプロケをいじった人なら分かると思うんだけど、これって相当にハイギアードなんだ。ふつーには乗れるが少々かったるい。そこでF16TのR39Tと入れ替えて最適化を図る。
微妙な調整なんだけどローパワーなカブには結構大事なお仕事。ちなみに自分としてはハイギアードな方向を好まない。かったるいほどのハイギアードにしても思ったほど燃費は伸びないし、ただ動くだけのバイクになってしまうから。
ついでにチェーンも摘める。
チェーンを摘めないと調整の範囲から外れてしまう。
当たり前な話だけども、チェーンの進行方向(赤矢印)に対して
ジョイントのクリップは青矢印の方向から入れることになってる。何かの時にクリップが抜けないようにの配慮から。
チェーンの遊びを調整する。
適正に張ると結構チェーンは遊ぶ。上下の写真の通り、35mmは遊んでる。
が、
チェーンカバーにはこのように記載されている。ホンダ様は10mm~20mmに調整しなさいと。でもこれでは絶対にチェーンは張り過ぎである、なぜなのか。そこにもう一行大事な事が書いてある、50mm以上では使用するなと。
この書き方は、チェーンもスプロケも新品にしたならば、規定で調整し、50mmのたるみではチェーンが外れる、カバーに当たるなどの不具合が出ますよってこと。
馴染んだチェーンの適正な遊びは40mm近い。これを10mm程度のパンパンに調整をすると「わしのバイクは調整してもすぐにチェーンが伸びてしまうのだよ」なる。それは、調整がきつすぎて各部が削れて適正値になろうとしてしまうからなんだ。
あとオイル交換しないとだな。明日やろっと。