動くようにはなったGB250クラブマンだが、各所に35年のヤレが見られる。今一番気になるところはハンドル周り。
メッキに大きな錆が浮いてるとか、塗装の浮き、ハーネスの汚れ、こんなとこが気になる。
ライトケース、メーターケース、トップブリッジは黒く塗装することに。
朝からやって昼過ぎには塗装まで終わりにする。
塗るのは比較的簡単で楽しい部類の作業なんだけど、塗れるようにするまで錆び落としと洗浄、乾燥、脱脂に時間がかかる。
それからハーネスを洗い、フォークやライトを外さないと見えないところを洗ってシリコンスプレーでコートしてあげる。
ちょいと遅い昼飯を食って昼寝をする。暑くてやってられないから。
夕方、ウレタン塗装が触れるくらいにまでは硬化したので仮組みをしておく。ネジ類があまりに錆びてたのでポリシーに反するが交換する。
今日はこんなもんですかね。
ところで、ウレタン塗装は、このくらいの面積ならガンがあれば比較的簡単に誰でも出来る。手間とそれなりの道具が必要になるんだが、何回かやる予定があるなば、コンプレッサーとガン、計りを買ってもいいかもしれない。今日使った塗装に必要な塗料は、シンナーを含めて150cc程度。塗料自体は100ccも使ってないんだ。
材料はAmazonでもどっかの通販でも好きなところで買えば単色なら500ccで缶スプレーのウレタンより当然安い。
なにがいいって缶スプレーと違い、コンプレッサーでもガンでも、エア圧が調整出来るので、速く大きい面積も、小さい面積をゆっくりも塗れるように出来るところ。その調整が難しいのだけれども、要らない物を試しに500ccも塗ればだいぶ自信が付くはず。実際使ってみて、これと言った失敗もないので、このくらいの小さい面積を塗るだけならそんなに難しい作業でもない、ような気もする。
ま、プロはこんなもんじゃないんだけどね。