これ、カタナ1100の純正キャブなんだけど、よーく見ると片側足が欠けそうに見える。
この話、じつは2年くらい前にもしたような気がする。そう、自分のカタナ1100のTMもこの症状なんだ。
あとなんだか忘れたがミクニのキャブでこの症状を見てる。と、いうことはだ、これ持病みたいなもんってか、なりやすい症状のように思う。共通してるのがこれって4連キャブの一番端がなってる。
なぜか?
たぶんだよ、推測だけど端からばらしていくから最初に硬いことに気が付かず強引なことをして足を折ってるのだと思う、2番目以降は気を付けるんだろうね。
見れば分かるが抜ける方向がある。よーく調べるとこのピンは太さが均一ではない。穴にハマる部分がわずか0.05mmほど太い。
折る原因だけど、抜く時に折ってる場合がほとんどだと思う。抜けないから叩いてしまうんだが、その時にアルミの鋳物なんかそこまで丈夫な素材ではないのでぽっきりやってしまうんでしょうな。
第一段階は先の尖ったポンチかなんかで軽く叩いて抜くのが普通だろうが、軽く叩いて抜けないならもう同じ方法では叩かない方がいい。ピンが潰れて余計に抜けずらくなる。
叩く時、外せば足を叩いて折るし、外さなくてもどっちかの足に叩いた力は伝わってしまう。
折れてしまうとキャブの交換となるのが一般的だから、衝撃で外さない工具でも作ってみますかねえ。
ちなみにこれはアウトだろうけど、なんとかなる方法もあるにはある。そのうちあげるかも。