あまりに素材として面白いもんだから、グリップヒーターでまた遊んでしまった。
並列にヒーターフィルムを組むと、極寒にグローブしてて温かさを感じる仕様になった、はず。だけど普段はそんな熱くなくていいと思うのよ。そこで今度は温度を下げる工夫をしようと検索すると、抵抗を入れようとしてる記事が多い。まあそうなんだろうね。
ところがF800Sを点検してて気が付いた。Fには純正グリップヒーターが装備され、2段階の調整機能も付いている。これがだ、抵抗ではなく時間で加熱時間を調整してるんだ。
なるほどねえ、時間で調整すれば無駄に電気消費しないもんなあ。
そこで早速真似をする。
右が1つのスイッチで独立したONが2か所取れて真ん中がオフとなるスイッチ。左はマグナ50に付いていたウインカーリレー。
これをこんな配線にする。
片方のONが12Vを直接流す、もう片方に切り替えると、リレーを介してウインカーのような点滅の信号でヒーターフィルムに電気を流す。
たったこれだけ。これだけ作ったら上の付いていたスイッチ周りの配線と入れ替えるだけ。
ちなみにこれは抵抗が丁度いいことに。
10W×2+1.7Wでリレーが作動する。1.7Wはなくても作動するのは知ってるが、10Wだけだと点滅しないで流れっぱなしになってしまう。丁度良かったのですなあ、仕様と。
配線だけなんで入れ替えて試乗してきた。
完璧・・・
これならハンカバ使用でも、極寒でも、素手でも対応出来る。素晴らしい!
ま、こんなことしなくても調整出来るタイプも売ってるんだけどね。