たぶんほとんどの人に必要がない話
必要な人はほえーと読む話
知ってる人はなにを今更な話し
先日友達がブレーキパッドを交換させてくりーと来た
ほいよーと、場所と工具だけ提供してその日は自分の作業を進めていた
大抵の場合は自分の作業の手を止めて、手伝わないにしても見てるくらいはしてたんだが、キャリパーを自分でオーバーホールしたこともあるし、構造も分かってるんだし難しいこともないだろうと好きにやってもらってた
まず、キャリパーを左右外さないこと
片方づつやらないとピストンを戻した時に反対側のピストンが出てきてしまう
最悪ピストンが抜け落ちてフルードまき散らしてエア抜きもしなくてはならなくなる
ブレーキマスターのフタを開け、必要ならばフルードを抜き取ってあげてからピストンを戻す
開けずにキャリパーを戻そうとすると、圧の逃げ場がなくてピストンが押し戻されてしまう
途中でフルードを足した場合なんかはフルードが漏れてハンドル周りがびちゃびちゃになる
必要に応じてパッドの面は取ってあげる、鳴き止めグリスも必要ならば
この二つはやっておいたほうがいい、自分のならばやらないけど
もう一度鳴きでバラすくらいならやっておくべき
キャリパーとパッドの当たり面にもそれ用のグリスは必要
まだ気を付けなければいけなく当たり前にやってる作業がある
キャリパーは回転方向に押さえつけてからネジを締めてる
何故ならバラすたびににローターとの接触が変わるのがイヤだから
まあないだろうが緩み易い方向で付けて置く必要もないから
ドラムなんかでもこれと似たような作業がある
アクスルのボルトを締め付ける時、ブレーキを握ってセンターを出して締める
これもしないと毎回微妙に当たりが変わってしまう
乗ってるうちに馴染むんだけど、分かってるならやっておいた方がいい
あとね、ハンドルが変わってマスターの角度が変わってる場合
マスターのカップの容積が足りなくなってることが多い
角度の合ったマスターを用意するか、カップが別体の物が使いやすい
あとなんかあったかな、意外とパッド交換だけでもノウハウってあるんだと気が付かされた日だったなあ