ステアリングダンパーのオイルシールが来たから組み上げておく
これ、丸いゴムね
14mmのディープソケットがぴったりだったもんでこれで軽めの圧入
片側にオイルシールを組んだらオイルを入れる
抜いた時にそんな固いオイルが入ってたとは思えないんだけど何番かまでは分からない
15番がちょっと余ってたもんでそれで組んでみる
これね
が、入れてエアを抜こうとした瞬間思った
固過ぎるわ
じゃあ10番にする
うーん?わからんけどこんなもんだった気がする
無くても走れるダンパーでしょ?効き過ぎなら効いてないほうが問題が少ないでしょってことでこっちにする
オイルを充填してロッドを作動させてエアを抜く
他のは知らんが多くはこうなってる
よおおおーく見ると、片側どっちかの本体の筒に穴が開いてるのよ
つまりこの穴をちょっと上になるようにしてオイルシールを打ち込むと
エアを抜いてシールが打ち込めるってことね
出来た
話は長いがやればすぐ出来る作業
これでオイル漏れしてるステダンが復活する
これね、ロッドのエンド部に点錆が出てる
一応タッチアップして磨いておいたが、錆の部分までストロークしないからそんなに気にしなくてもいい
取り付け
奥ゆかしいでしょ?見えないように付いている
裏から見れば見える
こんな感じで取り付けられてる
ある意味理想的取り付け位置
組みつけたもんで昼飯を買いに行くついでに試乗してくる
ほーん、低速でターンするような場合に切れ込むような感覚がなくなってる
たぶんステダンを付けてジャストな設定だったようで違和感はない、むしろ自然な感じなくらい
バイパスで車線変更を繰り返す、違和感なし。デメリットな部分は感じられない
そのままちょっと楽しいようなコーナーを走ってみるが、以前よりタイヤが揃って寝かし込める感じ、まったく悪い印象はない
あえて、あえて言うなら、5mくらいの一発でUターン出来ないような道でガパっとハンドルを切ろうとした瞬間にオイルの反力を感じる、それくらい
K100RSはダンパー有りで設定されてる車両なので付いてて違和感はない
むしろなんかのこだわりがない限り付けといて損はない
あまりに具合がいいもんで、カタナにも付けようかと思ったくらいなんだが
ステダンって不具合を直すようなパーツではない
カタナが低速で切れ込むような挙動があるのは足回りの設定による影響が大きい
もしこのままカタナにステダンで切れ込む症状を抑えようとするならば、飛ばしてる時にリバースステアになるのが予見出来る
あまり頼ってはいけない部品なんだろね
オイルシール一個159円、ダンパーごと買い直すとかするなら一回シール交換してみるのも悪くはないね