ナイフの話は、デリケートで無菌室で育てられたような人が拒否反応しめすんであんまりしたくない
でもね、先日の北海道で山賊にナイフを巻き上げられて新調してみたんでブログに残す
今回買ったのもオピネルのナイフ
こいつはバイクキャンプで使うナイフでは圧倒的に使い勝手がいい
使えば分かるが、何の用途か分からないようなごっついナイフ買うならこっちのほうが圧倒的にいい
以前使ってた8番より、若干大きい9番にしてみた
もちろん炭素鋼の物
難しいこと考えないならこれで刃がステンレスのもある
買いに行ったら100円しか違わないしそれも有りだとは思うんだけど
研いで切れ味を維持した人には炭素鋼のほうが向いてると思う
いざ研ごうとすると研ぎずらいステンレスはめんどくさいってのもある
最大の弱点は錆びる
適度に使って研いでいればあまり気にしなくてもいいところ
実際10年は使った8番は適度に黒錆が出てた
それでも折角新調したし防錆(?)加工をしておく
いわゆる赤錆が出ないように、あらかじめ黒錆びをつけておこうって考えね
新品は錆びないように油が塗ってある
これを脱脂してあげる
アルコールでもいいしシリコンオフでもいいし
写真の通りジッポのオイルでもいい
きっちり油分をふき取ってあげる
ここだけはきっちりやっておく
黒錆出すには紅茶と酢ってもんが定番なんだけど
タンニンを定着させてあげればいいだけだからコーヒーでもワインでもいい
飲み残しのワインがあったんで今回はワインで加工する
温めたワインに4分の1くらい酢を足す
そこにナイフを1時間くらい漬けておくだけ
ブレードだけにしなくても、ステンレスのリングは錆びないし
柄にワインと酢が染みたところで両方口にするもんだしそんなに気にすることもない
1時間経って引きあげたナイフがこれ
いんじゃないっすかこんなもんで
均一に黒錆が付きました
錆びを定着させたいんでしばらく乾かす
乾いたんで今は柄にオリーブオイルを吸わせてる
これで10年、イヤ20年くらい使えるんじゃないかな