タイカブフレームが仕上がらないから、ジャズのエンジン改97ccをとりあえずリトルカブに積んでみた
積むのは簡単、マウントのボルト2本だけ
スプロケが変わってるんでチェーンの調整してキャブはYD28ダウンドラフトのまま
ただ配線がリトル側がコネクターとギボシ一個なんだけど
ジャズ側と配線が違うんでコネクターを作りなおす
このままずっと積みっぱなしなら配線なんか全部ギボシでも直結でもいいけど
仮で載せてるんで元通りにすぐ戻せるようにの一手間
で、この97ccセルなしなんでヨシムラのダウンドラフトがすんなり付く
フレームをくぐるようにキャブが逃げてる
短くキャブと繋げるインマニに機能美を感じる
クラッチレバーホルダーはモンキーの物
クラッチワイヤーはエイプの物
変更点はこのくらいで載せることが出来た
ただアクセルワイヤーは純正のままでは届くがギリギリなんでこのままじゃまずい
若干長いものを探してるとこ
オイルを入れたらプラグを抜いてキックを10回くらい踏む
エンジンをかける前の最終儀式みたいなもん
組み間違えがないか異音と感覚に注意しながらオイルポンプをまわし
各部にオイルを行き渡らせる意味もある
キックを踏んだらプラグを付けて燃料コックを開く
燃料が落ちきったのを確認してチョークを引いてイグニッションオン、キックを踏む
当たり前のようにエンジンはかかるんだけど、何度やってもこの瞬間はちょっと気持ちいい
YD28は優しいキャブなんで、燃調がずれてても結構動けるくらいにはなんとかなってしまう
しばらくアイドリングさせてから試乗に行って来た
うむ、ハイギアードな方向なんでかったるい
クラッチをデイトナのトリプルにした時、同時に1次減速比が4.058から3.722になっている
数字で言われて分かりづらいけどそーいうもん
しばらくはリトルに載せておくつもりだから計算してスプロケで調整してあげる予定
そうそうジャズのエンジンが97ccなのは、カブ90互換のロングクランクに50φシリンダーの組み合わせですな
ホントならクランクケース加工が必要になることが多いはずだけど、スリーブの小加工で取り付けてる
タイミングチェーンは84リンク、6mm長いヘッドボルト、ヘッドは中華のヘッドを使ってるけどカブ90の物でも当然いけるはず
効果なカブ90のエンジン買っていじるくらいなら、手持ちの横型ボアップエンジンに下駄嚙ましてクランクとヘッドボルト、チェーン交換だけでもいける
だた、97ccがショートストローク88ccにどのくらいアドバンテージがあるか分からない
90改107ccで気難しいキャブ入れないほうが足としては乗りやすいかもしれない
それでも小遣い程度であれこれ出来るエンジンってのは魅力的だったりする
それにしてもいいおもちゃっすわ