一泊2泊程度ならガスストーブを持って行くが、ちょっと長い期間ツーリング行くとか冬山や高地だとアルコールストーブが活躍する。単純な作りで動作不良がないとか高地や低温に強い、燃料となるアルコールが薬局でもホームセンターでも簡単に安く手に入る、それからガスと違って容器の処分にも出先で困らない。
そんなアルコールランプなんだがトランギアの物を使ってる。
こういうやつ、大分使い込んでる。ガスと違って静かなんで早朝のキャンプ場でコーヒー沸かすだとか、慣れれば放置で米も炊けるんでロンツーの2台目としてもとても便利。
それにこれは2000円くらいで買えるところもいいとこなんだが、このくらいなら自作も出来る。
朝からなにを思ったかこれを作ってコーヒーでも入れてやろう。
材料は缶コーヒー3缶、材料的には2缶でいけるが3缶あると仕事が捗る。
早速材料を切り出してみよお
底の部分をいい感じにカッターで2つ切り取る。コツとしては真っ直ぐ切るために線を引くか養生テープ切る場所を出しておいてあげると仕上がりがきれい。
んで右に写ってるのが中に入る隔壁。これがあるととてもいい感じに燃焼してくれたりプレヒートがいらないだとかいいことがあるから入れて損はない。
その隔壁なんだけど底にはまるようにわっかを小さくして切り込みを入れて重ねておいてあげる。もしくはホチキスで止めちゃってもいい。
そしたらちょっと長く切り出した底を被せてあげる。
そうそう、合わせてから底に3,4ヶ所切り込みを入れてあげるとアルコールの行き渡りがいい。
じゃあフタしよう。
ほい、こんな感じ。
きれいに収まったら穴を開けてあげるんだ。
こんな感じ。
でもこれじゃあオイルを入れる口が狭くてプレヒートが他に必要になってしまうんだ。
そうだ、忘れてた、切り口がきれいになってるのは第3の缶が大事。
こうやって切り口を整えてあげておく。
大きな口を開けるホルソーが見つからなかったんで急遽違うタイプも作ってみる。
はいこれ、猫缶・・・
それの側面に穴を開けたら隔壁とゴトク代わりになるアルミのわっかを入れる。
ほい。
こんだけ・・・ 正直貧乏臭いがこれだけでお湯沸かすくらいよゆー
半分くらいアルコール入れて6,7分で沸くんじゃないのかな。
お湯こぼしたし・・・ でもコーヒーは飲めた。
いいんじゃないですかね、こんなもんでコーヒー沸かしてみるのも。
で、夕方ホルソー見つけたんで広い穴開けて1号機、缶コーヒーのタイプで燃焼実験。
アルコールを入れたらライターで着火。
一分もすると自動的にプレヒートも終わり、まわりの穴からジェット状に燃焼しだす。
手持ちのゴトクもセットしてみる。
完璧でしょ。
これなら十分ツーリングのお供で活躍してくれるはず!
注意;初めての制作でも簡単に作れるけど、アルコールは昼間ほとんど燃えてるのが目で見えません。
継ぎ足しはもちろん厳禁だし、再点火、アルコールの取り扱いには十分注意してくださいな。