バッテリーを交換してポイントを磨く
いつから入ってるか得体の知れないオイルも交換
キャブも先日オーバーホールした
オイルランプを消えるまでの短いクランキング
プラグを装着して軽くチョークを引く
キルスイッチを確認してセルをまわすとあっけないくらい簡単にエンジンはかかった
タンクを外され点滴さながらオイラーからガソリンをもらい
CBのエンジンは徐々に熱を取り戻す
チョークを戻しアクセルを開けてみた
重いアクセルとは対照的に軽くエンジンは吹けあがる
40年くらい前に作られたこのバイク、15年ほど倉庫で眠っていた
ここまでこれといった部品交換なくまた公道に出られる
各所に刻まれたMade in japanの文字が誇らしく思えた
あとは外装を仕上げたり一般的整備で車検も取れることでしょう
オイラーに残った50ccほどのガソリンを使い切り、またエンジンは沈黙する
シリンダーの熱は確かにエンジンが生き返った証
夏至の遅い夕暮れ、耳に残った空冷四発の音に身震いした