KSRⅡにはエアクリーナの中に仕切り板みたいのが入っています。主に消音の為だとは思うんだけど、絞られてるんじゃ本来の力はでないですよねえ。これも定番なんで外してみます。
なにやらやふってみるとエアクリーナボックス外すのはメンドいそうな。で、やってみるとあら簡単、メインフレームの下にジャッキか、なんかの箱にでも載せてからリアショックを外せば、なーんも大変なことはなくすんなり外せます。
中身はこんな感じ。これって書いてある板が仕切り板です。左の丸い筒で絞られてるんですなあ。
これが外した仕切り板。20φくらいの穴で流量が制限されてます。
仕切り板外すのはちょっと時間かかりました。バキバキ折って外していいなら、あっという間でしょうけど万が一ノーマルに戻すことを考えると割らずに外すには接着剤が邪魔してくれました。
外して空気の流量が増えたってことは、ガソリンも濃くしてあげなければいけません。今となってはデータがいっぱいあるので単純にメイン#73.5から#80にあげておきました、たぶん平気でしょう、細かいことはあとで調整すればね。
さくっと元に戻して試乗に行ってきました。うん、ふつーです。ふつーというかこれが本来の乗り味なんでしょうな。上までキレイに廻って元からこれでいいような感じです。
以前は105キロくらいの最高速だったんでしょうが、ちょい下ってましたが参考値120キロくらいまで出るようになりました。
デメリットも書いておきましょう。若干ですがアクセルをワイドオープン時に吸気音が大きくなったような気がするんですが、たぶん知らずに乗ったら分からないレベルです。もう一つは、エンジンのかかりが少々悪くなりました。っと言ってもキック一発から2,3発に変わっただけなので調整の範囲かと思われます。暖まってるときは一発です。
KSRをお金掛けずにちょっとだけ速くしたいなら有効な手段ですよお。
訂正します、#73.5ではなく#77.5
#80ではなくて#85でした。
すみません。