あけましておめでとうございます。
ガンプラ会後編です。

各自ガンプラを組立後、真冬の屋上に出て、黒のサーフェイサー(下塗り用のつや消しスプレー)を全体に吹きます。乾いたら白のサーフェイサーを"立たせたときに上になる面"に吹きます。

主な目的は、この後の絵具の乗りを良くするためと、立体感が強調されるので、色を付ける前にテンションが上がる、ということ。

トータスさんのガンキャノン、黒塗り中。重厚感がイイ!
奥は岡崎君のギャン。下は田口さんのガンダム。白を吹くと立体感が!! まあ、立体なんですけど…。

そこからは心ゆくまで、色塗りタイム❤️

今回は旧キットということで、広い面積のパーツが多い分、そこが間延びして見えてしまうので、ヨーロッパの模型用アクリル絵具、シタデルカラー(イギリス)とファレホ(スペイン)と、日本のアクリル絵具を使って、"絵を描くようにプラモを塗る"を目指しました。

至福の時間。

プラモデル制作には、"組立→塗装→完成"という工程があるのですがあるのですが、最近のガンプラは色分けが元々出来ているので(ガンダムなんか、目の周りの黒いパーツと、透明な目のパーツが別パーツなんだぜ。目だってデフォルトで光るんだぜ!)、組み立てたら、そこで完成にしてしまうことが多いんですが、実は塗るのが楽しいんです。

僕のズゴックだと、最初にシャバシャバの濃い色のシタデルカラーを塗り、そこから"光の方向"をイメージして、白っぽい水色で塗っていくだけで、どんどん"ズゴックが浮き出てくる"んだから。あとはエッジにさらに白を乗せて、サビや剥がれなんかを描いていくと、自分だけのガンプラが出来ていくんだす! 失敗したと思ったら、拭き取れば何度でもやり直しができるのがいい!

本広さんのジオング。水彩画っぽいタッチが新鮮!
まさに、ガンプラがキャンバス!

どうですか!田口さんのガンダム! 味がある!いや味しかない! 全てはここから始まった! 40年経っても未だ現役!

天神さんが塗った、ギャンの盾! やっぱりプロは違うな〜


最初は恐る恐るだったガンプラ会の皆さんも、気がつくと思い思いの塗り方で、塗っていったのでした。
気づけば4時…。

完成度は、最近のガンプラより低いかも知れないけど、個性はあるよねー!

このガンプラを持った"少年たち"の顔を見てください! 朝4:30にこんな顔出来ますか?

まだまだ途中でしたが、毎日ちょっとずつ塗れば完成するでしょう。やるかどうかは別として…。

僕も背面は真っ白です…。