あけましておめでとうございます。
ブログを上げる前に年が明けてしまいました。

昨夜12/30は、毎年恒例の『ガンプラ会』でした。

メンバーは去年と変わらず、ウルフルズのトータスさん、映画監督の本広さん、ガンプラやスターウォーズの箱の絵を描いているイラストレーターの天神さん、アフロサムライやニンジャバットマンなどの漫画家、岡崎君、Shiggy Jr.のドラマーもろいし君、バンダイの田口さん、そして僕と長男の8名。

もう10年ぐらい続いているのですが(長男は去年加入)、元々は、本広監督の映画『UDON』の現場で監督とトータスさんとガンプラの話で盛り上がったのがキッカケで、アニメを見ながら、ガンプラ話をする飲み会が始まりました。それが数年して"一晩で何とかガンプラを作る会"に進化! それぞれが1/144のHGシリーズを作ったり(接着剤なしでニッパーとカッターがあれば組める)、最近はみんなで力を合わせて大作キット(一昨年はスターウォーズの1/72PGミレニアムファルコン、去年の1/60PGガンダム)を作ったりしていたんですが、
一昨年
去年


今回はあえて原点回帰! 発売当時のガンプラ、いわゆる旧キットを作ることに。

あ、今更ですが『ガンプラ』っていうのは、ガンダムのプラモデルのことだす。興味のない方、ここまで読んでくださってありがとうございます。もうちっとこんな話が続きます。

で、最新キットばかり作ってる僕らからすれば、1980年頃のガンプラなんて、簡単に組み立てられると思ってたんです。だって、1/100スケールのガンダムは500円でしたからね(今も500円!)。ランナー(パーツが付いた枠のこと)も、今は数えるのも嫌になるぐらいあるんですが(嬉しい悲鳴)、当時はたった3枚程度。関節にもポリキャップ(説明大変なので調べてください)はないし、可動域も狭い。腕が短くて、胴体が太くて、なんか野暮ったい感じだな〜と思っていたんですが、組んでみたら新たな発見の連続。僕は一番好きなMS(あ、モビルスーツのことです。ガンダムのロボットの総称)の、ズゴックにしました。しかもクールな量産型ね。水中用のどれか迷ったんですが、1/100は小3の自分には高くて買えなかったので、初めて作りました。

トータスさんは1/100ガンキャン、本広さんは1/144ジオング、天神さんは1/60量産型ザク、岡崎君は1/100ギャン、もろいし君は1/100アッガイ、田口さんは1/100ガンダム、長男太朗は1/100グフ、と皆さん思い入れのあるMSを「これこれー!」と言いながら、ハイテンションで作り始めたんです。

ですが、今回はあくまで組立後の塗装がメインだったのに、組むのに3時間以上かかってしまうという大誤算! 何しろパーツが合わない。「こっち側に合わせると反対側でズレる!」とか「なんでそこに分割線が入るんだ!?」とか、「ここは切っちゃダメで、こっちは切るの?」など、トンデモ発想満載で、ガンプラ作りで普段使わない脳を使いました。それを無理やり瞬間接着剤で組んでいく労力(僕もズゴックの爪の部分が大変でした。バネ入っててビックリした)たるや…

でもこの作業に、39年前の僕らは熱中したんです! これがなければ今の僕らは存在しなかった、と言っても過言ではない! 少なくともガンプラ会はないはずだ!!


最初は余裕で作り始めたものの…
パーツ数は少ないのに、なかなか進まない…

傑作キットと断言できる『1/100量産型ズゴック』の
神懸かったプロポーション!! これは興奮した〜!


素組み(すぐみ。無改造でキットを組んだ状態)の旧キットたち。ソフビみたいなツヤ。かわいい〜


長くなっちゃったので、続きは次回。