久しぶりに、育児の話。

現在4歳7ヶ月の息子。
集団生活が苦手。成長ものんびり。
あちこちチョロチョロ行ってしまう。

そんな彼も、年中さんになってからだいぶ落ち着いたので私はあまり気に止めていなかったのですが、園からは「発達相談を受けてみては?」というお話をいただきました。

正直、あまり気が進まなかったのですが、後から「やっぱりあの時相談しておけば良かった…」と後悔するのは嫌だなと思ったのと、息子とどう関わっていくのがいいのか悩むこともあったので、受けてみることにしました。

会場には、息子と私達夫婦と園の先生と保健師さんが同席しました。そういう決まりになっているようです。
私としても、園の集団生活のことは詳しくわからないので、園の先生が同席してくれるのは心強かったです。

最初に保健師さんと、今日はどういうことを相談したいか話をしました。もしかしたら何か診断名がつくかもしれない、と言われたので、診断名も大事かもしれないけど、同じ診断名でも色々な子がいるので、うちの息子とどう関わっていくことがいいのかを知りたいと言いました。
診断名に振り回されて、目の前の息子のことをちゃんと見れなくなるのは嫌だなあと思ったからです。


そして先生の診察が始まりました。
最初に息子の様子を診た後、私達夫婦や園の先生への問診がありました。

そして、結論から書くと、息子は「自閉症スペクトラム」であるとのことでした。
発達の凸凹は誰にでもあって、それが強く出ていて困っている人達に何に対して困っているのか知るために診断名を使っているというお話をいただきました。
そして、息子自身は100%頑張っているので、それ以上を求めて叱ったりするのは逆効果であることや、脳に情報を与えすぎて混乱しないようにわかりやすく短く話すこと…等々色々お話を聴くことが出来ました。

なんていうか、それって息子だけではなく娘に対して接する時にも有効な方法だと思いました。
娘は診断を受けているわけではないですが、発達障害をもつ子への対処法は他の子にもわかりやすいのだと聞いたことがあるので、なるほどと思いました。

息子の今後ですが、周りからの声かけを工夫しながら本人の成長を待つ、という感じのようです。薬物療法や療育などは言われませんでした。
また来年の今頃、就学に向けての相談をしましょう、と言われました。


なんていうか、相談して良かったです。
先生も女性の方で、柔らかい話し方をされる方だったので安心出来ました。


変な言い方ですが、息子を本当に叱るべきことは少ない、と言っていただいたのは気持ちが楽になった感じがしました。
もちろんイライラすることもあるけれど、沢山息子や娘と笑って良い時間を過ごしていきたいなと思いました。


来年の今頃、またあの先生にお会いする時には息子はどれくらい成長しているかな?
今から楽しみです!