TIG溶接 裏技編(^^♪ | 溶接マン WELDING

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溶接の基礎知識・技術そして魅力

 暑さがぶり返す今日この頃・・・・汗

また真夏日に逆戻りっスね。熱中症に気を付けましょう(;´・ω・)

 

今日はTIG溶接でタングステン電極を使わずに手アークしちゃうという裏技。

こんなことができるんだおねがいとちょっと感動(笑)

TIGのトーチに手アークの溶接棒をセットして溶接してみます。

溶接棒はステンレスの径3.2mmの低水素系で

トーチのコレットボディ・コレットも3.2mm用を取り付けます。

 

でTIG溶接トーチでの手アークの長所は

トーチスイッチを押せばすぐにアークが発生するとこかな。ニヤリ

 

普通、手アークはブラッシングしたりしてアークを安定させて

溶接をはじめるんですが、その手間が無いんす。キラキラ

すみ肉をササっと捨て板でやってみたところ・・・・

おお、手アークのビードだ♪

ただビード外観はTIG溶接ビードにくらべて汚いっす。

スパッタも飛ぶ。えー

 

薄物には不向きだしヒュームも発生するから、トーチが届かない

ような箇所を溶接しなきゃならんときぐらいしか活用できないかも・・・口笛

 

製品にはあんまり使えないような気もするけど、

こんな技術があるんだってことは良い勉強になりましたなあ。

 

今日はTIG溶接番外編みたいな話でした。

そんなわけで、寝ます。

おやすみなさい~(* ̄Oノ ̄*)