被覆アーク溶接 裏当て金無しの練習 (^^♪ | 溶接マン WELDING

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溶接の基礎知識・技術そして魅力

 最近ずっと猛暑が続いてる。

熱中症で国民の2万人以上がやられてるらしいじゃないすか・・・・あせる

注意しないとヤバいね。

水分補給や休憩を取る、クーラーにあたって身体の熱を逃がす。

いろいろと対策して、なんとか夏をエンジョイせねば・・(笑)

目まいしてクラクラ、もしくはちょっと頭痛がしてきたと思ったら、要注意っス。

熱中症の初期段階すね。

気を付けましょう。

 

今日は手アークの裏当て金無しの練習です。

半自動の時と一緒で開先裏の端10mmほど仮付けします。

ルートフェイス1.5mm、ルートギャップ2mm~2.3mmほど。

30°の開先で溶接棒は低水素の溶接棒を使用します。

もちろん仮付け&一層目で裏波を出す!!

 

これはちとムズイっす。

まず、低水素の棒はすぐにくっつくんす。

初心者の人はアークを発生させて安定させることもなかなかできないと思います。

一層目の裏波溶接は90A~100Aの電流で走ります。

 

終点あたりからブラッシングで始点まで棒の先端をこすりながら

アークを発生させ、仮付け位置でアークを安定させます。

鍵穴形状になるかならないかのプールが理想的。

裏が明るく見えるぐらい火がぬけてれば裏波は出てます。

プールを引っ張り過ぎず、かつ溜め過ぎないように

開先に当たるか当たらないかの微妙なアーク長で棒を少し斜め(45度まで)にして

アークが途切れないように走ります。

もしアークが消えたらすぐにプールに棒を突っ込むとまたアークが安定します。

 

 

裏波は出てますが、若干少ないかな・・・滝汗

アークを放し過ぎてもダメでこのように裏波が少ししか出ないことになってしまう。

確実に裏波が出ていると認識するには何回も数をこなして

感覚を身に着けることっすね。

 

そして、二層目からはZ44・ライムチタニヤの溶接棒を使用します。

電流は190Aぐらいに設定して始点と終点が垂れないように盛っておいてもいいかもしんないㇲ。

裏波がある溶接は基本的には四層仕上げっス。

二層目は電流高いので4mm棒ならストリンガで一発っすね。

で三層目は開先をちょっとだけ残す。

これでもちょっとだけ残してるつもりっス。(笑)

電流は170Aぐらいかな。

最終仕上げはブラッシングでアークを安定させたら

始点位置で垂れる寸前のとこで丸いプールを形成し、

棒にスラグがついてくるようにゆっくり進みます。

棒は真っすぐから45度までっすね。

ウィービングのふり幅は溶接棒の径の倍までっす。

少しビードが乱れてますね。

溶接棒から少しスラグが離れてたからかな。はてなマーク

 

とにかく数をこなさないと感覚掴めません。

暑いけど頑張ろーーー!!

 

ではでは・・・^^