半自動溶接による圧力容器の製作課題(*'▽')♪ | 溶接マン WELDING

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 今日は圧力容器の製作課題でやんす。

今までの復習も兼ねて、下向き、立向き、横向きやV型・I型突合わせ溶接など、

これまでの総集編みたいなもんかな・・・口笛

さっそくどんなものを製作するかというと・・・

これですね。

厚み3.2mmの板金溶接っス。

今回の作業手順はこのような流れですね。

さっそく、シャーリングにて部材をカットしてきました。

てっぺんの板はエアーが通る穴をあけ、エアーカプラが取り付けられるよう

ソケット取付金具を溶接します。(タック溶接)

そして、二枚板突合わせ部材(今回はI型で行きます)は1.5mmほどのルートギャップを設け、

3ヶ所タック溶接します。

ここまでで下準備完了♪

組みながら直角をスコヤで確認し、タック溶接していきます。

まあ、こんなもんかな・・・ウインクグッド!

ではでは、本溶接していきます。

電流電圧、下のすみ肉箇所以外は110A・17.5Vぐらいでいきます。

下のすみ肉は140A・18.5Vぐらいでいいかな。

突合わせ部分は裏波を出すのを意識して走ります。

じゃじゃーん♪出来ましたおねがい

でも上の突合わせ部分が垂れ気味になっている・・・・滝汗

大丈夫かな・・・・うーん・・・・まあいい・・・汗

とりあえず、エアーチェックでエアー漏れが無いか確認。

ソケット付けて・・・・

エアーカプラを取り付けてと・・・・

水の中にドブンと入れちゃって、エアーを出すと・・・

 

おお!!漏れてない!!(注・漏れたらブクブクと泡が出るんです)

とりあえずうまくいったな。ふっふっふニヤリ

 

 

お次は水圧検査♪

箱の中に水を満タンに入れて圧力をかけていきます。

8メガパスカルまで耐えてくれれば合格なんだよね。

ふんふんふん♪

圧力容器がパンパンに膨れ上がってきました。

(#^ω^)ピキピキっていってる・・・怖い・・・

 

7メガパスカルまでいったその時・・・・まさかの・・・・

 

        「バン!!」びっくり

ええええっ!!   破断ゲロー

溶け込みが浅かったか・・・このやろおおおおムキー

もっかいリベンジじゃあああ!!

 

再度同じものを製作して水圧テストの後、

なんとか8メガパスカルまで耐えてくれました♪

ふう、半自動は難しいね。内部欠陥が怖いのが半自動溶接の嫌なところ。

外観はキレイに仕上がっても内部がどうなっているか

目視じゃ分からないので困りますよね・・・真顔

 

今日はこんなところです。いい経験になったばい。

ではでは~~(*'▽')/